Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第1回 ジャンクの筈が

 諸般の事情から、一時閉鎖していた当ブログ。事情に変更が生じ、再開することとなりました。残念ながら以前のデータは保存していないために、再度新規からの記事になります。

 6月と11月は、オークションが盛り上がる時期です。皆、ボーナスを当てにして、利益を先食いして、オークションに注ぎ込むからです。しかし、大半の人は、その当てにしていたボーナスは期待通りの額では無く、その金額を見ると多くの人ががっかりして、オークションは一気に冷めます。それまでが、出品者の稼ぎ時です。

 そんな中で、今回手に入れたのは、105mmf4Microです。初期の中望遠マクロ、非Aiの初期形です。等倍撮影に必要な専用エクステンションチューブは既に所有していたので、その相方に当たります。

 オークションでの扱いは「ジャンク」で、動作保証も無く、一体どんなレンズかと心配しましたが、同世代のレンズは出品が無く、メインブログの取材も中止してオークションに張り付くほどでした。付記された「ジャンク」の文字で敬遠されたのか、他の参加者は一定程度まではつり上げましたが、「ジャンクにこんな金額出せるかよ」という金額で止めており、結果落札することとなりました。

 出品者は、「105mmf2.8Microもあり、不要となったので出品した。」とのこと。動作保証が出来ないので、ジャンクで出品したとのことでした。

 実際に届き、手に取ると、「こんなに綺麗でジャンクとは」と思うほどで、まだ撮影は試していませんが、可動部は滑らかで、本当に掘り出し物の雰囲気です。専用エクステンションチューブとセットで、現在試験中です。カビも無く、本当にお買い得の1本でした。

 それでは、次回をお楽しみに。