そのレンズは、従前のレンズと一線を画していました。
オークションで見かけた、Ai-s50mmf1.8。売り文句は、「パンケーキレンズ」とのこと。MFレンズでありながら、富士山が無く、フォトミックでは使用出来ないレンズでした。ただ、私のお気に入りに、Ai-P45mmf2.8があり、これも完全なパンケーキレンズで、相方にも良いと思い、購入しました。
AF50mmf1.8Dと比較しても長さは半分、AF-S50mmf1.8Gに比べれば4分の1で、これも巨艦大砲主義者には受け付けないレンズです。思うのですが、写真は道具の見た目で撮るのでしょうか。
Ai-sであることもあり、現在はF3の事実上のボディキャップでもあり、軽量で薄いレンズは、新たな喜びとなっています。
考えてみると、f1.8でこのサイズであるなら、f2ならもっと軽量にできそうですが、50mmでその明るさは商品競争力が無く、商売は成り立たないようです。やはり、買う人があっての商売です。
パンケーキレンズは、これと45mmの新旧だけで、他にはありません。AFも入れられないサイズですが、これらのレンズが今後のレンズのあり方に一石を投じると面白いのですが、何れも現在生産されておらず、それもなさそうです。
確かに「レンズコレクター」という考えはありますが、使ってナンボとも思うので、もっと手に馴染むまで使用したいと思います。
それでは、次回をお楽しみに。