Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第16回 28mmf2.8

 それは、2本目の単焦点レンズでした。

 単焦点を使い始めは50ミリでしたが、次に、何が欲しい、と思い、自分は広角が得意であると感じ、2本目の単焦点を検討していました。そこで、写真の先達に、次は28にすべきか、35にすべきか、相談しました。

 すると、その答えは、単純でした。

 「35では、違いが分からないよ。」

 それで吹っ切れ、28mmf2.8を、迷わず買いました。

 APS-Cサイズ素子で、この焦点距離を使うか疑問ですが、フルサイズであれば、まず間違いなくそうでしょう。確かに、このレンズを手に入れることで、技術が少し上がった気がしました。

 実際、焦点距離は広角だと4ミリおき、望遠だともう少し間隔が広いですが、基本1つおきなのでしょう。85ファンは50ではなく35、28ではなく24ということになりますが、50なら35を飛ばし28、24を飛ばし20、といった感じなのでしょう。

 ただ、28より短いのは、1ミリ違うだけで大きく変わるはずですから、あんまりそれには拘らない感じもします。しかし、その前提には、基準となる焦点距離があるはずです。

 やはり、1本目の単焦点は50でしょうが、2本目は、広角ならまず28でしょう。

 なお、車両の形式記録は、28から85の間で無いと、像が歪み、記録写真にならないそうです。黄金角もありますが、それはまた、別の機会で。

 それでは、次回をお楽しみに。