Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第17回 45mmf2.8#2

 遂に、2色が揃いました。

 年末に、45mmf2.8のシルバーを落札、正月前に届きました。写真では、フード前面が写っておらず、心配しましたが、杞憂でした。そして、早速年末に撮影に持参し、撮り比べをしました。

 外観の銀と黒では差はありませんが、同様のレンズメーカー40mmf2.8とも比較、その辺は考え方という感じもします。

 やはりテッサー系で、一番軽量になるレンズ、AF化は難しいらしく、MFにCPU連動のPレンズ、結果最後の新製FマウントMFレンズとなっており、以降は全部AFレンズです。AFの時代に抗うMFカメラ、FM3Aのキットレンズで、FM3Aは銀色で、それで同レンズの流通もほとんど銀色です。逆に言うと、黒しか持っていなかった私は、相当のひねくれ者であった、ということのようです。富士山も無いMFは、MFレンズ最末期の製造、逆に初期のフォトミックには対応していません。

 やはり、こうなると俄然欲しくなるのはGNニッコールで、このレンズの元の設計、こちらは富士山もあります。使うかどうかは別として、この焦点距離のレンズの発展の経緯を、是非体感したいと思います。

 それでは、次回をお楽しみに。