それは、壮大な無駄と言えばそうです。
先回は、重装備の時のメインバッグの中身の話をしましたが、今回は、それを持たないときの、簡易な取材時のバッグです。
D600を買ったとき、キャンペーンで、ロゴ入りのリュックを貰いました。これは、同時に販売されたD7100と同じものです。販促のためか、在庫処分かは分かりませんが、通常の出入口と別に、サイドにデジ一用の出入口があり、ここに収納する設計になっていました。
これを活用し、通常の日帰りレベルでは、このバッグを使用します。
中身としては、
標準:AF-S50mmf1.8G、
標準ズーム:28-300mmf3.5-5.6VC(タムロン)、
広角ズーム:18-35mmf4(トキナー)、
他ミラーレスとICレコーダーがこの装備です。
なお、純正28-300mmf3.5-5.6G VRは、通常着けたままで、雨天時にタムロンに交換するというパターンです。
通常は日帰り専用ですが、一度だけこれにノートパソコンを加え、大阪で一泊したことがあり、例外もあります。
通常乗り鉄する分には、デジ一と高倍率があれば大抵の写真は撮ることが出来、出来ないものは諦める、というのがいつもです。しかし日帰りの乗り鉄で、機材不足を感じたことはありません。明るさは単焦点で、高倍率で機材を減らし、撮影が確保出来るからです。
旧式な機材は、値段がつくうちに処分するという考え方もありますが、やはり手に馴染んだもの、あまり手放したくはありません。下取りとかは通常せず、手放すのはやむを得ないときだけです。そのため、乾燥庫はいつも満杯です。だって、それは技術史ですから、自分の撮影技術の成長と共にあり、その記録と記憶の証拠ですから。
やはりメインバッグは重く、先日の乗り鉄時にはホテルに辿り着けなかったほどで、軽量なバッグの意味はあると思います。壮大な無駄である感じはしますが、もう一人の相棒、手入れを怠らず、大切にしたいと思います。
それでは、次回をお楽しみに。