Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第51回 45mmf2.8

 遂に、念願の一本をポチってしまいました。

 45mmf2.8Pの、原形であった、45mmf2.8、通称「GN Nikkor」。その名のとおり、スピードライト(フラッシュ)のGN、則ちガイドナンバーに対応する露出連動距離の換算表が絞り輪に書かれた、特徴的なレンズです。非Ai時代のレンズで、大半はそのままですが、一部にオーナーが依頼してAi改造が施されたものがあり、それは珍重されます。

 最近オークションを眺めていると、45ミリで、「連動爪が無いGN」と書かれ、写真を見てピンときて、早速入札しました。しかし終了時は値段が6倍となり、断念も覚悟しましたが、何とか落札し、手元に届きました。

 早速F3で、テストしました。やはり思った通りAi改のレンズで、連動もバッチリ、しかも多くのユーザーが紛失している専用のドーム型フードも付属し、ご機嫌です。あのPレンズの、かぶせ式キャップの原形はここから来ており、フードの上からキャップが出来、これもお気に入り、非常に機嫌が良いです。連動爪は、フォトミックファインダーには必要ですが、当面は使う予定が無く、必要が出たら取り付け改造は今もやっているので、それでも良いと思います。

 正直、予算スレスレでしたが、それだけ出した甲斐がありました。早期に運用したいと思います。

 それでは、次回をお楽しみに。