Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第56回 AT-X 17-35mmf4 FX

 これは、原形が分からないほどですが、パクりです。

 今回の17-35mmf4は、K社の製品ですが、元はN社の18-35mmf3.5-5.6Gではなく、16-35mmf4Gのパクりです。しかし、この原形の16-35mmf4Gは、頑張って16ミリまで入れたためにかなり躯体が大きなものとなっていますが、K社はそこを切り、18-35mmf3.5-5.6のサイズでf4通しを実現しています。逆にここまで解釈出来れば、立派という感じはします。

 使用は、主にサブリュックの時に、広角が必要なときに出場する程度で、頻度はかなり低いものです。まあ、広角では、「何の写真か分からない」となりがちなので、望遠に比べると、登場の機会は少ないでしょう。

 これも、1本目では無く、何本かあって、少し違う写真が撮りたいときに手に取るものでしょう。互換性は多分大丈夫ですが、最新カメラでは使えない可能性もあります。そこが、レンズメーカー製の弱みでもあります。

 やはり、カメラのグレードに合わせれば、使用するレンズは決まってきます。「入るから」でやっていると、いずれ痛い目に遭います。「最新カメラだけど、レンズは…」というのは恥ずかしい。バランスを取りましょう。

 それでは、次回をお楽しみに。