Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第66回 28-300mmf3.5-6.3 Di VC PZD

 それは、前の世代から、恐ろしく進化したモデルです。

 T社製の高倍率のズームリングが故障し、修理を依頼したところ、部品保有期限が切れ、修理不能で戻ってきました。そのため、代替レンズが必要となり、以前から目をつけていたこのモデルを、遂に手に入れました。新品ではありませんが、中古、それに見合った金額のものでした。

 従来モデルは、モーターが普通のモーターで、随分騒がしいもので、PZD、則ち「ピエゾドライブ」も同様だろうと思っていましたが、それは、実際に持って違うことが分かりました。そう、とても静かなのです。合焦も速く、流石世代が変わっただけのことはある、と思います。

 画像の方は、まだ実写がありませんが、コーティングも改良されているようなので、「デジカメ対応」とされます。先代より改良されていることを期待したいです。

 あと、やはり「簡易防滴」と書かれても、雨天では出しにくい。そこは、先代VCを出すところですが、壊れたら修理出来ないので、使い倒す覚悟が必要です。先代は2万から「未使用」13万までピンキリのようですが、現行のPZDでも新品が実勢7万程度で、どうなのでしょうか。最後は好みの問題ですが、今後フィルムの生産も止めになるとの観測もあり、フィルム用はちょっとといった感じがします。期待は、今後もう1本あれば、古い方はなくても、と言えるようでありたいです。

 それでは、次回をお楽しみに。