Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第71回 50mmf1.4S

 これは、永遠のスタンダードです。

 この度、50mmf1.4Sを入手しました。いろんな時代で出ているレンズで、それこそ初期のFの頃からの相棒もいれば、現在の大型化したAF-S形までありますが、今回はAi-S形、MFレンズです。

 細かく言うと、AF-Sの50mmf1.4は新規設計のような感じがしますが、それまでは大体サイズも設計も同様で、言い方を変えれば完成度の高い設計だったものと思われます。そのため、外部駆動AFレンズまで、ほぼ同形なようです。

 先回のf1.2とは違い、中古ですが完璧で、改めて現在も発売されるMFの同形を買う必要をあまり感じません。少々ホコリが目立つ程度で、歴史の割には程度が良いようです。可動部も滑らかで、良い感じです。

 やはり、単焦点を1本だけ持っていって良いということであれば、普通は50mmを選択し、明るさはf1.4とf1.8を悩みそうですが、時代により設計が変わるf1.8も良いですが、やはり設計変更がほとんど無いf1.4も捨てがたいと思います。増してMFと限定されれば、尚更そうでしょう。

 ほぼ完成された光学系で、デジタルの時代まで設計変更が無かったレンズですが、やはり時代の流れ、現在この設計は変更されています。

 あとは、このサイズでナノクリを期待したいですが、58mmf1.4があるので、期待は出来ず、このままZマウントへと変わっていきそうです。

 それでは、次回をお楽しみに。