Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第87回 300mmf4 IF

 それは、一世代前の生き残りでした。

 この夏に、また欲が出て、単焦点としては最長となる300mmf4を、購入しました。最新型は、光学ガラスと逆のスペクトルとなる「位相フレネルレンズ」を搭載し、重量も約半分になった傑作ですが、デジタル一眼専用のため、それは次回以降となっています。180mmf2.8も飛ばして買ってしまいましたが、まだまだ練習が必要です。

 重量は約1.5キロ、三脚座が必要なレンズで、そこそこの重量となっています。最新の500mmf5.6はこの重量とほぼ同じで、あちらは手持ち出来る超望遠、欲しいのは確かですが、市価約50万円、相当の覚悟が必要です。話を戻すと、やはり手持ち撮影の可能なレンズとしては、この位の重量が限界であり、これ以上の重さになる場合は、三脚か、少なくとも一脚を立てて支持しないと使える重量ではありません。長時間手持ちであれば、なおさらです。

 ただ、設計はデジタル化前のものであり、フィルム機には良いのでしょうが、デジ一にはレンズコートが従来のままで、そこは問題になりそうです。最新設計でも無く、その辺の特徴は押さえておく必要があります。新設計の現行モデルが、早く欲しいです。それまでに、300ミリのコツを押さえておきたいです。

 それでは、次回をお楽しみに。