これは、利用実態に合った一本です。
C社でも、N社でも、「大三元」は、14-24mm、24-70mm、70-200mmの通しf2.8で、N社はうち24-70mmと70-200mmをリニューアル、デジ一専用の電磁絞りEレンズとなり、FL(フローライト、別名「蛍石」)レンズを一部使用し、軽量化が図られています。当分購入の見込みは無い筈でしたが、一足早い冬のご褒美として、遂に手に入れました。
従前レンズとの重量差は、ほとんど分からないレベルでしたが、デジ一専用設計となったことで、追加装備が付きました。
最初は、手ブレ防止に”Sports”モードが追加されました。動くものを追尾するには有効な装備です。
続いて、MAモードが装備され、手動による微調整も出来ます。
更に、AF-Lモードが追加、不用意なAF動作が防げます。
更にレンズ側面にボタンが2つ、横位置と縦位置で押しやすい場所に追加されています。このボタンは、AF-LモードではAFオン、それ以外のモードでは押している間AFがロックされるものです。通常はカメラの設定でAFを切るはずで、一般にはカスタムモードで設定するものですが、それが無いエントリー機でも、カメラでの設定無しにレンズのスイッチだけで設定出来るというもので、これは実態に合ったものでしょう。これがフルサイズミラーレスへの準備でもあり、便利な機能です。
まだ試写だけで、実物は撮っていませんが、早急に試してみたいです。期待を持たせる一本ではあります。
それでは、次回をお楽しみに。