Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第184回 500mmf5.6E PF ED VR(4)

 これは、ノートリです。

 先日本格的に使用を始めた500mmf5.6。先回はトリミング必要な写真であり後悔が残ったので、再度チャレンジ、撮り直してきました。

 今回こそ、無修正の画像です(写真)。側面がやや陰っていますが、許容範囲内です。

 ほぼ同じ場面、しかし時間帯を変えて(写真)。今回は、固め打ちでした。

 同レンズのレビューを見ていると、位相差AFとは相性が悪く、コントラストAFだと完璧だ、などという記事を見ました。今回はライブビューを使用したピント合わせ、コントラストAFの置きピンなので、その良いほうに出ているのかもしれません。ただ、これだけ軽いと、振り回したくなる気もするのは当然ですが。

 ほんの数ミリずれただけで、大きな失敗となる超望遠。今後とも、注意をしようと思いました。

 それでは、次回をお楽しみに。

第183回 Z MC50mmf2.8(3)

 本格的な運用は、これが初めてです。

 先日手に入れた、Z MC50mmf2.8。先回は撮影のための撮影であったのでイマイチでしたが、本格的に使う機会があり、今回上げることとしました。

 動画ですが、必要で撮ったもの、Z 50mmf1.8 Sと迷いましたが、性能を試すにはうってつけでした。

 比較で、Z 24-70mmf4 Sの動画も貼っておきます。ズームは同じく50ミリ、単焦点との違いが出ているでしょうか。

 ただ、Zシリーズの動画撮影では、Sモードでシャッタースピードの設定が出来ず、永く疑問でしたが、正解は「Mモードのみシャッタースピードを設定できる。」でした。看板に偽りありとも思いましたが、Mモードでは液晶を見ながら露出が調整できるので、確かに一理あります。でも、やはりSモードでシャッター優先にならないのは、どうなのでしょうか。

 それでは、次回をお楽しみに。

第182回 80-400mmf4.5-5.6G ED VR(5)

 これも、高性能ズームに入っています。

 先回の500mmf5.6E PF ED VRと同じ写真を、その1週間前に、撮っていたのを思いだし、比較のために載せようと思います。

 これがその写真、テレ端の400mmで撮ったものです(写真)。やはり単焦点には勝てませんが、ズームとしてはとても良い出来になっていると思います。

 このレンズは、この焦点距離としては2代目、初代は初のVRレンズでした。この重さで手持ちではブレるということで入ったのでしょうが、光学面の検討がデジタルに入ってから必要だったのでしょう、他には200mmf2しか使用されなかった「スーパーEDレンズ」が最初の1枚目のレンズに入っています。それで高倍率では無く高性能の証、金のリングが入っています。

 これより焦点距離が長いズームレンズは、200-500mmf5.6のみとなっており、こちらは手軽に超望遠を体験できるズーム、重さは相応となっており、軽量化技術も入っておらず、高性能ズームにも入っていません。その長さで高性能となれば100万は下らないでしょうから、それはお財布との相談となるでしょう。

 話を戻すと、このレンズは値段はそこそこしますが、それは値段相応の出来、テレ端でも画質が落ちず、良いレンズと思います。機会があれば、手にすると良いと思います。

 それでは、次回をお楽しみに。

第181回 500mmf5.6E PF ED VR(3)

 本格的な実績は、初めてです。

 望遠レンズは一般に高額になりがち、私の所有するレンズで一番高いのは、間違いなくこれです。なかなか被写体を選ぶレンズで、通常の用には使わないレンズ、重さもあり、三脚に固定するのみで運用してきました。しかし、調べると、平気で鉄ちゃんバーに載せる80-400mmf4.5-5.6ED VRよりも軽いことを確認、ならばと勇気を出して載せてみました。

 その、作例です(写真)。超望遠で無ければ出ない画像、圧縮効果も出ており、唯一無二のレンズとなっています。

 「そんなに高いレンズで無くても、200-500mmf5.6でもいいじゃない。」と言われそうですが、そちらは重量2.5kg、とても鉄ちゃんバーに載る重さではありません。その意味において、PF素子は技術的ブレイクスルーです。望遠レンズを圧倒的に軽くする技術、他社が咽から手が出るほどでしょう。当然特許でしょうから、無理ですが。

 おそらく値段を見ると、尻込みするでしょうが、圧倒的な一本、機会があれば手に取ると良いと思います。

 それでは、次回をお楽しみに。

第180回 Z MC50mmf2.8(2)

 性格の違いは、出るのでしょうか。

 先日購入したZ MC50mmf2.8。先日、使用する機会を得たので、少し試してみました。

 先ずは、マイクロから(写真)。夕景の海辺です。単焦点であり、期待通りの出来上がりです。

 比較のための、50mmf1.8Sのもの(写真)、f値と感度のみ違います。やや画角が小さいか。

 次も、MC50mmf2.8から(写真)。これも期待通りの仕上がりです。

 これも50mmf1.8Sとの比較画像があります(写真)。微妙ですが、やや画角が小さめか。

 目で見て分かるほどの差は出ていないようにも思われますが、MC50mmf2.8は、1と1/3段暗い訳で、その感度の差が、どちらに振るべきかで、手に入れるレンズが決まってくる気がします。スピードが必要ならf1.8の方が良いし、マクロ撮影まで必要ならMC50mmf2.8の方が良いという感じもします。通常使うサイズでは区別がつかない程度の差とも言えます。どちらがお好みでしょうか。

 それでは、次回をお楽しみに。

第179回 7度目の新春を仰ぎ

 あけましておめでとうごうざいます。管理人、Seichiroです。

 特定メーカーの個人的意見のみ載せるブログ、今後も気まぐれに投稿していきます。お付き合い頂ける方だけ、どうぞ。

 それでは、次回をお楽しみに。

第178回 Z MC50mmf2.8

 これが、二重構造の始まりなのでしょう。

 準備が整っていながら、諸般の事情で購入が遅れていた、Z MC50mmf2.8。フィルターは半年前から用意していたのに、なかなか主が来ず、中途半端でしたが、遂に本体が到着。早速試験を始めました。

 構造は、通常のΦ62ミリの寸胴に、中心Φ46ミリのレンズ部分がマクロ撮影時に最大約1.5センチ繰り出す構造で、Z 26mmf2.8辺りの元祖です。そのため、フィルターは46ミリ指定となっています。繰り出したボディーには、概ねの接写倍率が刻まれており、マクロ撮影の補助となっています。

 ならば46ミリの部分だけで良いではないかとも思いがちですが、しかしこれがマイクロレンズであるが故に、外側が必要となっています。

 それは、マクロ撮影時のスピードライト、フィルム複写アダブター等、各種アクセサリーの対応が最低Φ52ミリで、しかもこれは繰り出す部分に設置することが出来ないために、外側の動かない部分にΦ62ミリのネジを刻み、対応しています。これはFマウントの、AFマイクロ60ミリでも苦労しているところです。AFと接写、この兼ね合いが難しいのが、分かるでしょう。

 焦点距離はZ 50mmf1.8Sと同じで、画角的変化はありませんが、先ずはこの辺から押さえていきたいところです。早く、作例を見たいです。

 それでは、次回をお楽しみに。

第177回 24-70mmf2.8E ED VR(4)

 改めて、その性能を思い知らされます。

 先日、撮影で紅葉を撮りに行こうと思い、寄り道して紅葉の名所と言われる場所に行き、そこで宝刀を抜きました。

 それが、これです(写真)。鉄道は、ありません。

 紅葉と、年季の入った木に、古びた門と、感じが伝わるでしょうか。

 D850との組み合わせはこれが初めて、勿論プロ用の高速機との組み合わせを前提にしたものですが、高画素機でも空気感が伝わるくらいの出来となり、良い感じです。

 ただ、正面はΦ82ミリ、本当にその焦点距離の割に巨大なレンズ、先代のf2.8Gと比べても大きく、窓口のお姉さんに「おっきいですね!」と言われるほどでした。来年は、楷の紅葉が撮りたいです。

 それでは、次回をお楽しみに。

第176回 Z 24-120mmf4S(3)

 それは、記念すべき第1号です。

 先日、手に入れたZ 24-120mmf4Sですが、使用が動画のみで、静止画の実績が無い所でしたが、遂に静止画に使用しました。

 何の変哲も無い保線機械、モーターカーロータリーの写真ですが、これが第1号です。おそらくテレ端の120ミリで撮影していると思いますが、画質の劣化等もなく、流石はS-lineだと思います。

 ただこの後雨に遭い、少し中に湿気が入っていないか、心配です。乾燥は常に気をつけていますが、予想外のこともありますから。

 それでは、次回をお楽しみに。

第175回 D850(4)

 まさか、電池一個でこんなに違うとは。

 先日手に入れた新レンズは、Z 24-120mmf4Sと書きましたが、新カメラの話をしていませんでした。新カメラは、2台目のD850で、本体が届きましたが、現在バッテリーグリップは同時に注文した品物の取り寄せ中で未達、現在本体のみで運用されます。

 そんな中、先週も撮影に行ってきたので、その結果を。

 レンズは70-200mmf2.8GⅡ、この8枚で丁度1秒です。

 横では、予備で70-200mmf2.8Eを装備したD850で撮影していましたが、こちらは同じ1秒で7コマ、こちらの電池はスピード確保で大型電池を使用した訳でもなかったので、単純に縦グリップの有無で秒1コマの差が出たのは、興味深い結果でした。そういった点でも意味があるのだと、分かったような気がします。

 縦グリップに、D6にも使用される大型電池を、別売の専用キャップを付けて装備することも可能ですが、そこまで速度を追い求めている訳でも無いので、まあそこまではしません。基本、勝負は1枚で、連写は保険でしかありませんから。

 あと、ピントが甘いというか、合わせる場所が間違っているようにも思われ、このサイズでは気になりませんが、大きくするとイマイチなのが、残念。折角ライブビューも使えるので、もっと精密な置きピンが必要にも思われます。注意します。

 技術のさらなる上達を祈念し、今回は終わります。

 それでは、次回をお楽しみに。