Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

第16回 28mmf2.8

それは、2本目の単焦点レンズでした。 単焦点を使い始めは50ミリでしたが、次に、何が欲しい、と思い、自分は広角が得意であると感じ、2本目の単焦点を検討していました。そこで、写真の先達に、次は28にすべきか、35にすべきか、相談しました。 す…

第15回 14mm

それは、存在感が薄くなったレンズです。 Fマウントデジ一で、APS-Cサイズ、すなわちDXフォーマットが導入されたとき、あるレンズが鳴り物入りでデビューしました。それが、14mmf2.8です。フィルム機にも対応し、しかしデジ一で21mm相当…

第14回 85mmf1.4

それは、私が手に入れた最初の高級レンズです。 確か、ズームレンズしか持っていなかった頃、最初の単焦点が50mmf1.4で、その次が85mmf1.4であったと記憶します。50mmのDタイプは既に製造が国内では無く中国で、マウントキャップが白い…

第13回 55mmf1.2

それは、技術発展の過程で生まれたレンズです。 レンジファインダーの時代、標準レンズは50mmで、f1.2もありましたが、一眼レフの時代、ミラーボックスのために、50mmf1.2というレンズは製造出来なくなり、技術的課題として、永く残っていま…

第12回 18mmf4

我が家に、銘玉がやって来ました。 「千夜一夜」を読んで、俄然欲しくなった18mmF4。MFレンズで、歴史的なレンズとのことで、オークションを物色中に引っ掛かったレンズを、落札、手に入れました。 AF18mmf2.8を持っているので予想してい…

第11回 28mm

それは、今も痛恨のレンズです。 MFの時代から、代表的な広角レンズとして挙げられる、28mm。純正も、サードパーティーも、多数のラインナップを揃えている焦点距離でした。 フィルムAFの時代、Fマウント純正f1.4を揃えているのは、50mm、…

第10回 Micro55mmf2.8

そのレンズがラインナップにあったとは、全く知りませんでした。 MFのMicro55mmf3.5から、f2.8に進化、AF化で60mmf2.8、そして現行のAF-S60mmになるわけですが、実は、AF Micro60mmの前に、短期間AF Mi…

第9回 18mmf2.8

それは、史上初のレンズでした。 18mmというと、多くの人がf4を思い浮かべ、それだけ記憶に残る銘レンズであったことが分かります。これも、間もなく手に入る予定で、MF時代の名作と謳われるべきでしょう。 今回は、そのAF版となっている、18m…

第8回 45mm

それは、AF化できなかったレンズです。 恐らく、Fマウントで最後のMFフィルム一眼レフであった、FM3A。マニュアル露出のFMシリーズの続番で、しかし絞り優先AFが入り、かつ当時既に導入されていたCPU連動に対応していました。 CPU連動レ…

第7回 50mm#2

そのレンズは、従前のレンズと一線を画していました。 オークションで見かけた、Ai-s50mmf1.8。売り文句は、「パンケーキレンズ」とのこと。MFレンズでありながら、富士山が無く、フォトミックでは使用出来ないレンズでした。ただ、私のお気に…

第6回 50mm#1

それは、古くて新しいレンズです。 かつてMFレンズの時代には、f2から始まり、f1.8、f1.4、f1.2と各種存在した、「標準レンズ」50mm。ドイツで、初期のカメラのレンズとなったときに、50mmというレンズが焦点距離51.6mmであっ…

第5回 Micro55mm

これもまた、伝説の1本になっているのでしょう。 最新のデジ一では、マクロAF60mmに専用アダブターをつけて、フィルムのデジタル化が可能だそうで、ネガも設定で反転させることが可能とのこと、デジタル暗室のためにスキャナーを買おうか考えていた人…

第4回 F6

それは、最後のフィルムカメラとなっています。 私の写真の腕は、初心者ではありませんが、お世辞にも上級者とも言えません。そのため、プロ用の道具は使う資格が無いと、最高の機器では無く、中級者に似合う道具を使用していました。 そのため、N社の一桁…