Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

第29回 35mm

それは、なかなか使いこなせないレンズです。 一般に50ミリを、標準と呼ぶ一眼レフシステムです。デジ一が登場し、APS-Cサイズの素子が出来ると、35mmf1.8という、「DX標準」と呼ぶべきレンズも登場しましたが、なかなかセールスに苦労して…

第28回 14-24mmf2.8

これも、究極のレンズでしょう。 N社純正ズーム「大三元」の一角、14-24mmf2.8。設計では、不可能といわれた非球面レンズを製造するのに成功し、完成したズームです。単焦点14mmでも触れたとおり、MTF比では単焦点を上回る性能を誇り、驚…

第27回 24-70mmf2.8G

それは、「究極のズームレンズ」でした。 昔は、f2.8のズームの意味が分からず、特に標準ズームは殆ど興味がありませんでした。フィルムもハイスピードフィルムを使用していたことから、低倍率で、つぶしの効かないズーム程度に思って、買う理由が分かり…

第26回 70-300mmf5.6-6.3

これも、とてつもない怪作でした。 「70-300mm、何だ、何でもないじゃん。」と思いそうです。そう、通常のレンズであれば、そうでしょう。しかし、これは、ミラーレス用のズームレンズです。CX300ミリは、FX換算810ミリで、超望遠ズームで…

第25回 18.5mmf1.8

それは、まだまだ可能性があるレンズです。 カメラメーカーN社のミラーレス一眼、V1に引き続きV2が出て、このキットレンズに選ばれたのが、18.5mmf1.8です。通常形換算約50ミリ、イメージは標準マイクロ(マクロ)レンズです。f2を切って…

第24回 10mmf2.8

これは、もう少し注目されてもよいレンズです。 N社で最初に出たミラーレス、V1のキットレンズに付属した、1NIKKOR10mmf2.8。キットレンズの選択の失敗が、V1があまり売れなかった理由で、ズームレンズを買うためにJ1を買う、という人…

第23回 32mmf1.2

それは、とてつもない怪作でした。 カメラメーカーN社においては、AF化、及び同時期に行われたCPU連動により、消えてしまったf1.2のレンズ。恐らく、制御コンピューターの設計上、始まりをf1.4で設計したのであろうと思いますが、結果AFレン…

第22回 28-300mm

これが、時代の流れを造ったレンズです。 まだデジ一の無かった時代、カメラ店で、気になったので、手に取ったレンズ。それが、高倍率ズーム、28-300mmf5.6-6.3でした。それはレンズメーカーS社製、値段を見て即決でした。 しかし、後に調…

第21回 70-200mmf2.8

それは、見栄っ張りのためのレンズです。 望遠ズームの花形、70-200mmf2.8。14-24mm、24-70mmと併せ、「大三元」とされるレンズ群です。いずれも約25万円となかなかのお値段で、お金持ちでなければポンと買えるものではありませ…

第20回 90mm

それは、マニュアルレンズ時代からの名作でした。 ここ2回ほどレンズメーカーS社の話が続いたので、今回は、T社のレンズを見ていきたいと思います。 レンズメーカーには、1から全部設計するところもあれば、人気のあるレンズをそのままパクって他社でも…

第19回 50-500mm

これも、純正の規格では出来ないものでしょう。 通常、500ミリのレンズは、通称ゴーヨン(500mmf4)のレンズが、大体100万円程度のものとなり、写真を業とする人以外では、まず買わないというか、買えないレンズです。そのため、AFの限界であ…

第18回 12-24mmf5.6-6.3

それは、純正でも出来ないレンズです。 APS-C、すなわちDXフォーマットのFマウントレンズでは、魚眼で無くても10ミリがありますが、フルサイズ、すなわちFXフォーマットでのFマウントレンズは、単焦点もズームも14ミリまでで、それ以上は純正…

第17回 45mmf2.8#2

遂に、2色が揃いました。 年末に、45mmf2.8のシルバーを落札、正月前に届きました。写真では、フード前面が写っておらず、心配しましたが、杞憂でした。そして、早速年末に撮影に持参し、撮り比べをしました。 外観の銀と黒では差はありませんが、…