Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

2018-01-01から1年間の記事一覧

第72回 35mmf1.8 Di VC USD

遂に、手を出してしまいました。 今年も冬のボーナスを貰い、色々な買い物をしましたが、今回最大の買い物は、このレンズメーカーT社製の、中広角レンズでした。この焦点距離、この明るさでの手ブレ防止は史上初とのことで、記念すべき製品です。 新品で買…

第71回 50mmf1.4S

これは、永遠のスタンダードです。 この度、50mmf1.4Sを入手しました。いろんな時代で出ているレンズで、それこそ初期のFの頃からの相棒もいれば、現在の大型化したAF-S形までありますが、今回はAi-S形、MFレンズです。 細かく言うと、…

第70回 SP 90mmf2.8 Di USD

それは、伝統と革新が融合した一本です。 知る人ぞ知る「タムキュー」、レンズメーカー製ながら銘玉と言われ、時代の変化と共に進歩した一本です。先代のVCは持っていますが、現行のUSDモデルは欲しいと思いながらなかなか手に入れることが出来ず、残念…

第69回 50mm f1.2

遂に、一眼レフの究極の夢に辿り着きました。 今回、手に入れたのは、50mmf1.2です。AFになってからはf1.2のラインナップが無くなったので、これはMFにしか無いものです。 歴史的には、レンジファインダーの時代にはそれほど問題にならなか…

第68回 6.5mmf2.0

それは、「お試し」の筈が、怪作でした。 オークションで出ていて、「面白そう」と買ったレンズ、6.5mmf2.0。CX用の魚眼レンズでしたが、電子接点はなく、勿論AFも出来ません。マウントは入りましたが、使い方までは考えていませんでした。 筐…

第67回 18mmf3.5S

これは、一般的な形に収まっています。 先日手に入れた、18mmf3.5S。Ai-Sで、以前書いたf4の改良版です。しかし、設計は異なり、f4では巨大な凹面レンズが外玉ですが、これは凸面で、レンズ全体が筒型となり、外付けのフードを装備すると似…

第66回 28-300mmf3.5-6.3 Di VC PZD

それは、前の世代から、恐ろしく進化したモデルです。 T社製の高倍率のズームリングが故障し、修理を依頼したところ、部品保有期限が切れ、修理不能で戻ってきました。そのため、代替レンズが必要となり、以前から目をつけていたこのモデルを、遂に手に入れ…

第65回 FM10

これは、正にロングセラーです。 某通販サイトで、珍しくフィルムカメラが出ていたので、手を出した、FM10。実物を触って、それはもう驚きました。 露出計は付いていますが、基本FMシリーズ、マニュアル露出が原則で、露出計もLED3灯式で、適正露…

第64回 F6

これは、最後のフィルムカメラとなっています。 Fに始まり、現行のF6まで連なる、いわゆる「一桁機」。プロ用のカメラの代表格で、技術的変遷はあったものの、同じFマウントであり、一部改造が必要な部分もありますが、クラシックレンズをF6で使用する…

第63回 Nikon1 J5

これが、CXフォーマット最後のカメラとなりつつあります。 先日、直販ネットショップにて、J5を手に入れました。登場から2年あまり、多分在庫処分となっている、アウトレットです。これで、J1からJ5まで、V1からV3まで、S1、S2と、CXフォ…

第62回 Nikon1 V3

それは、フラッグシップとなるべく設計されたカメラでした。 V1の経験で、もっとデジ一らしく造られたのは、V2。グリップが出来て、専用設計のバッテリーも装備、小型デジ一のような雰囲気でしたが、少し狙いすぎ、満足いくセールスを得られなかったよう…

第61回 Nikon1 V1

それは、中途半端なデビューでした。 CXフォーマットと、1マウント、則ちN社初のミラーレス一眼のデビューで、J1と、V1という2つのモデルが登場しました。J1はコンデジが発展した形の、いわば「レンズ交換可能なコンデジ」であったのに対し、V1…

第60回 1Nikkor 70-300mm

それは、圧倒的なレンズでした。 70-300mmという焦点距離は、通常のデジ一ではそれほど珍しくなく、純正以外にもレンズメーカー各社が競合するレンズ、少々見飽きたレンズでもあります。しかし、1Nikkorであることが、大きな意味があります。…

第59回 55mmf3.5 Ai

これは、過渡期のレンズでした。 N社のMFレンズは、Fマウント登場時のNikkorから、NewNikkor、AiNikkor、Ai-S Nikkorと発展していきます。露出自動化には、初期にはレンズ開放値をセットする必要があり、通称「富士山…

第58回 FT1

それは、既存システムを繋ぐ、大切な一つでした。 昨日のFTZで思い出したのは、FT1。先日入手したばかりです。既に販売も終了のようで、正規の店舗では手に入らず、オークションしか途はありません。 実は、その直前に、サードパーティー製のFマウン…

第57回 Zマウント

それは、発表前から話題となっていました。 遂に発表となった、Zマウント。半年前に、N社が特許を取った時点から既に話題となっており、どんなカメラとレンズが出るのかと、注目されていました。 今日がその発表日となり、新型フルサイズミラーレス一眼2…

第56回 AT-X 17-35mmf4 FX

これは、原形が分からないほどですが、パクりです。 今回の17-35mmf4は、K社の製品ですが、元はN社の18-35mmf3.5-5.6Gではなく、16-35mmf4Gのパクりです。しかし、この原形の16-35mmf4Gは、頑張って16ミリ…

第55回 SP 15-30mmf2.8

これは、コピーでは無く、完全なオリジナルです。 先回の、AT-X 16-28mmf2.8 FXと同時期に手に入れた一本ですが、これはレンズメーカーのT社の渾身の一作、通常のレンズのf2.8での限界を見せています。意識させたレンズはあるでしょう…

第54回 AT-X 16-28mmf2.8 FX

これは、自己消化をしていますが、パクりです。 以前、カメラはN社で、レンズはレンズメーカーK社のレンズを使っている人がいました。随分周囲と話し込んでいましたが、その人は、気付いていませんでした。「K社は、N社の光学系をパクっている」というこ…

第53回 28mmf1.4D

それは、10年来の「ホラ」でした。 AFNikkorf1.4の、50mm、85mmと手に入れ、次は28mmと思っていましたが、デジ一の中級機が出たので買ったところ、間もなく販売不振で生産中止となり、「買う」という公言はそのままホラとなってし…

第52回 135mmf2.8 Ai改

これは、うっかりでしたが、期待出来る1本です。 MF135ミリは、f3.5を先日手に入れましたが、そういえばf2.8もあるなあ、と眺めている最中に、気になる1本があり、入札しました。Ai-Sにしては安いなあ、と思っているうちに落札し、記事を…

第51回 45mmf2.8

遂に、念願の一本をポチってしまいました。 45mmf2.8Pの、原形であった、45mmf2.8、通称「GN Nikkor」。その名のとおり、スピードライト(フラッシュ)のGN、則ちガイドナンバーに対応する露出連動距離の換算表が絞り輪に書かれ…

第50回 135mmf3.5

これは、原形でした。 先日は135mmf2の話をしましたが、その後オークションを見ていると、手頃な値段でMFf3.5が出ており、手を出してしまいました。そして、届きました。 フィルター径は統一の52mm、MFですがAi-sで、操作も統一です…

第49回 135mmf2

それは、痒いところに手が届くレンズです。 経済的理由から、24-70mmf2.8を常用せず、24-120mmf4を常用しているということは、書いた気がします。そのため、高倍率ほどではありませんが、交換の頻度は下がり、かなりつぶしの効くレンズ…

第48回 28mmf3.5

これは、現行レンズのオリジナルです。 Fマウントの現行28mmのラインナップは、f1.4E、f1.8G、及びフィルム時代からのf2.8D、及びMF時代から生産が続くf2.8Sです。今回手に入れたf3.5Sは、これより少し前の設計、しかししっ…

第47回 105mmf2.5

これは、現在からは思いつかないレンズです。 長く目をつけ、やっと手に入れた105ミリ。それが、手元に届きました。 現行では105mmf2、DCレンズで、かなり躯体も大きくなっており、同じ物を想像していましたが、2/3段暗いからか、サイズも太…

第46回 200mmf4

それは、ギリギリの設計です。 子供の頃、Kマウントの200ミリの写真を見て、小型のレンズで、欲しいなあと思っていましたが、後にFマウントとなり、それは、忘れていました。 しかし、Fマウントの200mmf4が出ており、値段的にも見合った物であ…

第45回 Fujin

それは、究極の逸品です。 レンズ形カメラ用掃除機、Fujin(風塵)。機械メーカーの設計者が、良い道具を探すうちに、自分で造ってしまった機械です。当初はEFマウント用のみでしたが、EFマウントのものが出力アップの2代目になったのを機に、黒地…

第44回 レンズペン

これは、特許商品なのでしょう。 N社の直販サイトを開くと、「レンズペン3本セット」が、専用ケースに収まり、販売されています。これが、今回の話題です。 例えば、レンズ面を手で触れてしまうと、皮脂がレンズ面に付いてしまいます。それを拭き取るには…

第43回 サブバッグの中身

それは、壮大な無駄と言えばそうです。 先回は、重装備の時のメインバッグの中身の話をしましたが、今回は、それを持たないときの、簡易な取材時のバッグです。 D600を買ったとき、キャンペーンで、ロゴ入りのリュックを貰いました。これは、同時に販売…