Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

2018-01-01から1年間の記事一覧

第42回 メインバッグの中身

遂に、編成替えを行いました。 従前は、広角ズームが12-24mmf5.6-6.3(シグマ)、18-35mmf5.6-6.3G、 広角単焦点が20mmf2.8D、24mmf2.8D、28mmf2.8D、35mmf2D、 標準系単焦点が50mmf…

第41回 105mmf2

それは、持っていることも忘れていたレンズでした。 標準から望遠に向かう焦点距離は、50、(70)、85、105、135、180と続いて行きます。70mmは、ズームだけの焦点距離で、単焦点を見たことがありませんが、続いて85mmはポートレート…

第40回 85mmf1.8

それは、新たなる標準と呼ぶべきでしょうか。 85mmのデモ写真は、f1.4は大抵美しい女性が写っていますが。f1.8は美しいが子供だったり、いろいろです。標準ズームでは大体カバーする焦点域で、単焦点で買うのは勿体ないという考え方もあります。…

第39回 15mmf3.5

そのレンズは、通常形のレンズでは最大級でした。 広角レンズ、魚眼レンズには6mmもあり、前を向いても後まで写るレンズがありましたが、魚眼を除くFマウントMF広角レンズでの最短焦点距離は、13mmf5.6となっています。しかしこれは、相当好き…

第38回 50mmf2

それは、忘れ去られたレンズです。 最近、オークションで、新たなレンズがやって来ました。そう、50mmf2です。明るさから分かるように、現行には無く、かなり昔のレンズです。逆に出ている数が少なく、選択肢はあまりありません。 50mmf1.2が…

第37回 F80

それは、今思うと中途半端なカメラでした。 デジタル一眼が普及し、結果F6以外の全てのフィルム一眼を生産中止、各カメラ店は在庫処分を行いました。その時在庫があったのは、F100とF80でした。F100は所有し、2台目には値の張る一台であったこ…

第36回 F-801(N8008)

これが、最初のカメラです。 父の海外出張にかこつけて、買わせてしまったAF一眼レフ。父は、アメリカのカメラ店で、言葉も十分に通じず苦労しながら、日本と品番の違うカメラを買ってきました。それが、F-801対米輸出バージョン、N8008です。付…

第35回 D100

それは、初めて普通の人でも持てるデジタル一眼でした。 「買取価格6,000円」これが、このカメラの、今の評価額です。現在の最新のカメラからは見劣りし、技術的にもその程度の評価なのは仕方ありません。しかしこれは、持っている人がほとんどいません…

第34回 F100

それは、今でも私の主力です。 初めてのカメラ、F-801から、次のカメラを検討中、F90シリーズを物色していました。そこで、カメラ店で、相談をしてみました。 その答えは、こうでした。「F100の方が、良いよ。」 「F5ジュニア」というキャッチ…

第33回 35-70mmf3.5-5.6

これが、最初の1本でした。 父のアメリカ長期出張の時に、買ってこなければ帰国罷り成らぬと、半ば脅して買わせてしまった、F-801(対米輸出バージョンで、正確には機番が違います)。カメラにお金を注ぎ込ませてしまったので、レンズはしょぼい2倍ズ…

第32回 24-50mmf3.5-5.6

それは、最初の「相棒」でした。 今から四半世紀前、まだ私は学生でした。大学4年の時に、何を思い立ったか、初めての海外旅行、ソツキにインドに行きました。おおよそ1か月の大旅行、初めてでしたが、壮絶な旅行でした。 この旅行に、用意したのはF-8…

第31回 24-120mmf4

それは、過去の焼き直しではありませんでした。 フィルムカメラの時代、高倍率ズーム開発競争の中、一つのズームレンズが登場します。それが、24-120mmf3.5-5.6です。常用レンズとして設計され、他社の28-200mmf3.5-5.6を意…

第30回 18-35mmf3.5-5.6

それは、意外な使い方ができるレンズでした。 まだデジ一が普及する前、フィルムの時代に、広角域の主要焦点をカバーするズームとして、普通に買った18-35mm。当時はまだ外部駆動で、18、20、24、28、35をカバーし、単焦点の持参を減らすに…

第29回 35mm

それは、なかなか使いこなせないレンズです。 一般に50ミリを、標準と呼ぶ一眼レフシステムです。デジ一が登場し、APS-Cサイズの素子が出来ると、35mmf1.8という、「DX標準」と呼ぶべきレンズも登場しましたが、なかなかセールスに苦労して…

第28回 14-24mmf2.8

これも、究極のレンズでしょう。 N社純正ズーム「大三元」の一角、14-24mmf2.8。設計では、不可能といわれた非球面レンズを製造するのに成功し、完成したズームです。単焦点14mmでも触れたとおり、MTF比では単焦点を上回る性能を誇り、驚…

第27回 24-70mmf2.8G

それは、「究極のズームレンズ」でした。 昔は、f2.8のズームの意味が分からず、特に標準ズームは殆ど興味がありませんでした。フィルムもハイスピードフィルムを使用していたことから、低倍率で、つぶしの効かないズーム程度に思って、買う理由が分かり…

第26回 70-300mmf5.6-6.3

これも、とてつもない怪作でした。 「70-300mm、何だ、何でもないじゃん。」と思いそうです。そう、通常のレンズであれば、そうでしょう。しかし、これは、ミラーレス用のズームレンズです。CX300ミリは、FX換算810ミリで、超望遠ズームで…

第25回 18.5mmf1.8

それは、まだまだ可能性があるレンズです。 カメラメーカーN社のミラーレス一眼、V1に引き続きV2が出て、このキットレンズに選ばれたのが、18.5mmf1.8です。通常形換算約50ミリ、イメージは標準マイクロ(マクロ)レンズです。f2を切って…

第24回 10mmf2.8

これは、もう少し注目されてもよいレンズです。 N社で最初に出たミラーレス、V1のキットレンズに付属した、1NIKKOR10mmf2.8。キットレンズの選択の失敗が、V1があまり売れなかった理由で、ズームレンズを買うためにJ1を買う、という人…

第23回 32mmf1.2

それは、とてつもない怪作でした。 カメラメーカーN社においては、AF化、及び同時期に行われたCPU連動により、消えてしまったf1.2のレンズ。恐らく、制御コンピューターの設計上、始まりをf1.4で設計したのであろうと思いますが、結果AFレン…

第22回 28-300mm

これが、時代の流れを造ったレンズです。 まだデジ一の無かった時代、カメラ店で、気になったので、手に取ったレンズ。それが、高倍率ズーム、28-300mmf5.6-6.3でした。それはレンズメーカーS社製、値段を見て即決でした。 しかし、後に調…

第21回 70-200mmf2.8

それは、見栄っ張りのためのレンズです。 望遠ズームの花形、70-200mmf2.8。14-24mm、24-70mmと併せ、「大三元」とされるレンズ群です。いずれも約25万円となかなかのお値段で、お金持ちでなければポンと買えるものではありませ…

第20回 90mm

それは、マニュアルレンズ時代からの名作でした。 ここ2回ほどレンズメーカーS社の話が続いたので、今回は、T社のレンズを見ていきたいと思います。 レンズメーカーには、1から全部設計するところもあれば、人気のあるレンズをそのままパクって他社でも…

第19回 50-500mm

これも、純正の規格では出来ないものでしょう。 通常、500ミリのレンズは、通称ゴーヨン(500mmf4)のレンズが、大体100万円程度のものとなり、写真を業とする人以外では、まず買わないというか、買えないレンズです。そのため、AFの限界であ…

第18回 12-24mmf5.6-6.3

それは、純正でも出来ないレンズです。 APS-C、すなわちDXフォーマットのFマウントレンズでは、魚眼で無くても10ミリがありますが、フルサイズ、すなわちFXフォーマットでのFマウントレンズは、単焦点もズームも14ミリまでで、それ以上は純正…

第17回 45mmf2.8#2

遂に、2色が揃いました。 年末に、45mmf2.8のシルバーを落札、正月前に届きました。写真では、フード前面が写っておらず、心配しましたが、杞憂でした。そして、早速年末に撮影に持参し、撮り比べをしました。 外観の銀と黒では差はありませんが、…