Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第181回 500mmf5.6E PF ED VR(3)

 本格的な実績は、初めてです。

 望遠レンズは一般に高額になりがち、私の所有するレンズで一番高いのは、間違いなくこれです。なかなか被写体を選ぶレンズで、通常の用には使わないレンズ、重さもあり、三脚に固定するのみで運用してきました。しかし、調べると、平気で鉄ちゃんバーに載せる80-400mmf4.5-5.6ED VRよりも軽いことを確認、ならばと勇気を出して載せてみました。

 その、作例です(写真)。超望遠で無ければ出ない画像、圧縮効果も出ており、唯一無二のレンズとなっています。

 「そんなに高いレンズで無くても、200-500mmf5.6でもいいじゃない。」と言われそうですが、そちらは重量2.5kg、とても鉄ちゃんバーに載る重さではありません。その意味において、PF素子は技術的ブレイクスルーです。望遠レンズを圧倒的に軽くする技術、他社が咽から手が出るほどでしょう。当然特許でしょうから、無理ですが。

 おそらく値段を見ると、尻込みするでしょうが、圧倒的な一本、機会があれば手に取ると良いと思います。

 それでは、次回をお楽しみに。