Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

レンズ(MF)

第77回 58mmf1.2S

遂に、念願が叶いました。 かつて、夜景を写すために、サジタルコマフレアを極限まで押さえ込んだ、準標準レンズがありました。その名は、「夜想曲」(ノクターン)から名を取って、「ノクトニッコール」と呼ばれ、精研削非球面レンズを使用した、まさに夜景…

第76回 Micro105mmf2.8S

当面の目標に、遂に辿り着きました。 連休前に、カードのポイントを見たら、そこそこ貯まっていました。そこで、何か使えないか調べると、何とオークションに使えるポイントとなり、それはちょうど4,000円相当となり、嬉々として交換しました。 そこで…

第75回 PN-11

それは、時代の変化に合わせた対応です。 N社のエクステンションチューブは、昔は3種類ほどあったようですが、フォトミックに対応していたのはPN-1、PK1,2,3で、チューブ外側に「富士山」連動爪が装備され、F及びF2のフォトミックファインダ…

第73回 昨年一年を思い返し

あけましておめでとうございます。管理人、Seichiroです。 昨年も、自分の買い物を並べ立てるだけの閑散ブログとなっていますが、続いています。 昨年は、MFレンズの購入が多く、AFレンズはあまり買った記憶がありませんが、昨夏には28mmf…

第71回 50mmf1.4S

これは、永遠のスタンダードです。 この度、50mmf1.4Sを入手しました。いろんな時代で出ているレンズで、それこそ初期のFの頃からの相棒もいれば、現在の大型化したAF-S形までありますが、今回はAi-S形、MFレンズです。 細かく言うと、…

第69回 50mm f1.2

遂に、一眼レフの究極の夢に辿り着きました。 今回、手に入れたのは、50mmf1.2です。AFになってからはf1.2のラインナップが無くなったので、これはMFにしか無いものです。 歴史的には、レンジファインダーの時代にはそれほど問題にならなか…

第67回 18mmf3.5S

これは、一般的な形に収まっています。 先日手に入れた、18mmf3.5S。Ai-Sで、以前書いたf4の改良版です。しかし、設計は異なり、f4では巨大な凹面レンズが外玉ですが、これは凸面で、レンズ全体が筒型となり、外付けのフードを装備すると似…

第59回 55mmf3.5 Ai

これは、過渡期のレンズでした。 N社のMFレンズは、Fマウント登場時のNikkorから、NewNikkor、AiNikkor、Ai-S Nikkorと発展していきます。露出自動化には、初期にはレンズ開放値をセットする必要があり、通称「富士山…

第52回 135mmf2.8 Ai改

これは、うっかりでしたが、期待出来る1本です。 MF135ミリは、f3.5を先日手に入れましたが、そういえばf2.8もあるなあ、と眺めている最中に、気になる1本があり、入札しました。Ai-Sにしては安いなあ、と思っているうちに落札し、記事を…

第51回 45mmf2.8

遂に、念願の一本をポチってしまいました。 45mmf2.8Pの、原形であった、45mmf2.8、通称「GN Nikkor」。その名のとおり、スピードライト(フラッシュ)のGN、則ちガイドナンバーに対応する露出連動距離の換算表が絞り輪に書かれ…

第50回 135mmf3.5

これは、原形でした。 先日は135mmf2の話をしましたが、その後オークションを見ていると、手頃な値段でMFf3.5が出ており、手を出してしまいました。そして、届きました。 フィルター径は統一の52mm、MFですがAi-sで、操作も統一です…

第48回 28mmf3.5

これは、現行レンズのオリジナルです。 Fマウントの現行28mmのラインナップは、f1.4E、f1.8G、及びフィルム時代からのf2.8D、及びMF時代から生産が続くf2.8Sです。今回手に入れたf3.5Sは、これより少し前の設計、しかししっ…

第47回 105mmf2.5

これは、現在からは思いつかないレンズです。 長く目をつけ、やっと手に入れた105ミリ。それが、手元に届きました。 現行では105mmf2、DCレンズで、かなり躯体も大きくなっており、同じ物を想像していましたが、2/3段暗いからか、サイズも太…

第46回 200mmf4

それは、ギリギリの設計です。 子供の頃、Kマウントの200ミリの写真を見て、小型のレンズで、欲しいなあと思っていましたが、後にFマウントとなり、それは、忘れていました。 しかし、Fマウントの200mmf4が出ており、値段的にも見合った物であ…

第39回 15mmf3.5

そのレンズは、通常形のレンズでは最大級でした。 広角レンズ、魚眼レンズには6mmもあり、前を向いても後まで写るレンズがありましたが、魚眼を除くFマウントMF広角レンズでの最短焦点距離は、13mmf5.6となっています。しかしこれは、相当好き…

第38回 50mmf2

それは、忘れ去られたレンズです。 最近、オークションで、新たなレンズがやって来ました。そう、50mmf2です。明るさから分かるように、現行には無く、かなり昔のレンズです。逆に出ている数が少なく、選択肢はあまりありません。 50mmf1.2が…

第17回 45mmf2.8#2

遂に、2色が揃いました。 年末に、45mmf2.8のシルバーを落札、正月前に届きました。写真では、フード前面が写っておらず、心配しましたが、杞憂でした。そして、早速年末に撮影に持参し、撮り比べをしました。 外観の銀と黒では差はありませんが、…

第13回 55mmf1.2

それは、技術発展の過程で生まれたレンズです。 レンジファインダーの時代、標準レンズは50mmで、f1.2もありましたが、一眼レフの時代、ミラーボックスのために、50mmf1.2というレンズは製造出来なくなり、技術的課題として、永く残っていま…

第12回 18mmf4

我が家に、銘玉がやって来ました。 「千夜一夜」を読んで、俄然欲しくなった18mmF4。MFレンズで、歴史的なレンズとのことで、オークションを物色中に引っ掛かったレンズを、落札、手に入れました。 AF18mmf2.8を持っているので予想してい…

第8回 45mm

それは、AF化できなかったレンズです。 恐らく、Fマウントで最後のMFフィルム一眼レフであった、FM3A。マニュアル露出のFMシリーズの続番で、しかし絞り優先AFが入り、かつ当時既に導入されていたCPU連動に対応していました。 CPU連動レ…

第7回 50mm#2

そのレンズは、従前のレンズと一線を画していました。 オークションで見かけた、Ai-s50mmf1.8。売り文句は、「パンケーキレンズ」とのこと。MFレンズでありながら、富士山が無く、フォトミックでは使用出来ないレンズでした。ただ、私のお気に…

第5回 Micro55mm

これもまた、伝説の1本になっているのでしょう。 最新のデジ一では、マクロAF60mmに専用アダブターをつけて、フィルムのデジタル化が可能だそうで、ネガも設定で反転させることが可能とのこと、デジタル暗室のためにスキャナーを買おうか考えていた人…

第2回 105mmf4 Micro

その焦点距離は、納得のいかない数字でした。 今年の収穫は、中望遠マクロ、105mmf4の、世代の違う2本を手に入れたこと。先回のジャンクは、光学的にも本当に掘り出し物でした。もう1本は、Ai-sですが、値段相応で少し状態が悪く、そのうちにも…

第1回 ジャンクの筈が

諸般の事情から、一時閉鎖していた当ブログ。事情に変更が生じ、再開することとなりました。残念ながら以前のデータは保存していないために、再度新規からの記事になります。 6月と11月は、オークションが盛り上がる時期です。皆、ボーナスを当てにして、…