Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第12回 18mmf4

 我が家に、銘玉がやって来ました。

 「千夜一夜」を読んで、俄然欲しくなった18mmF4。MFレンズで、歴史的なレンズとのことで、オークションを物色中に引っ掛かったレンズを、落札、手に入れました。

 AF18mmf2.8を持っているので予想していましたが、巨大な前玉に、更に続く大型のフィルター枠(φ86mm)で、開いた傘のようです。中古としては少々高いものでしたが、手に入れた満足感は代えがたい物です。

 早速デジ一とF6で試験を行いましたが、AF機でピント合わせも久しぶりで、少々勘が狂っていましたが、F6は斜めスプリットなので、MF時代の勘を取り戻しました。個人的には斜めスプリットにマイクロがあれば完璧だと思うのですが、スプリットマイクロは横で、縦棒のみ対応します。まあ仮にAFだったとしても、今は通常親指AFですので、置きピン同様事前に合わせているので、同じなのですが。

 「千夜一夜」では、「姿を消した幻のレンズ」とも書かれ、実際に、ボーナス時期にも検索で全4件しか無かった、レアなレンズでもあります。「分かる人には分かる」レンズなのでしょう。

 今後も、普段使いのレンズには出来ませんが、時々に普段見られない世界を撮るために、使いたいと思います。

 それでは、次回をお楽しみに。