Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第49回 135mmf2

 それは、痒いところに手が届くレンズです。

 経済的理由から、24-70mmf2.8を常用せず、24-120mmf4を常用しているということは、書いた気がします。そのため、高倍率ほどではありませんが、交換の頻度は下がり、かなりつぶしの効くレンズではあります。しかし、上限が120mmと、ちょっと中途半端なところで止まっている関係で、テレ側に不満を感じることがあります。そのため、面倒なときは高倍率と交換し、足りないところを補うこともあります。

 しかし、ご存じのとおり高倍率ズームは、AFセンサーの動作ギリギリで設計されているため、スピードがどうしても不足気味となり、デジ一なら自動感度という対応もありますが、フィルムは不可、そこで単焦点の出番となります。ちょっとテレ側で、もう少し明るいレンズを、というと、やはり135mm位で、f2か2.8位が欲しくなってきます。その、現行のラインナップが、135mmf2なのです。

 現行はDCレンズであり、ポートレイトにも使いたくなるようなレンズですが、勿論通常の使用も可能で、デジタル専用設計ではありませんが、焦点距離もスピードも威力があります。常用レンズでは出来ないところにあり、有効な1本です。常時携帯ではありませんが、それに次ぐレベルのレンズです。

 先日、MF135mmf3.5がオークションに出ていて、頑張ったのですが、最後の一声が出せず、敗北しました。欲しい一本でしたが、旅費のいる時期で、残念でした。次回があると良いのですが。

 それでは、次回をお楽しみに。