Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第81回 F2T

 伝説の一台を、遂に手に入れました。

 オークションを眺めていると、F2チタン・ノーネーム・元箱付きという品物を見つけ、一気に欲しくなりました。そこでボーナス前のお金をかき集め、手を出す寸前まで行きましたが、比較をしていると、ネーム入りで箱は無いが良い感じの1台が、約10万安で出ていたので、比較の結果、そちらを選びました。(残りはF3Tに化けましたが、それは次回以降で。)

 先ず、F2Tは、チタン合金をボディに使用して、極地等でも使えるカメラを目指したカメラで、ベースはF2です。シャッター等は従前からチタンでしたが、それ以外の部分にもチタンを使用した、高級バージョンに当たります。

 また、F2Tはアイレベルのみで、フォトミックはありません。それ以外はF2と同じですが、色も「チタンブラック」とでも言うべき色になっています。ごく希にオリーブはあるようですが、チタンらしいチタンシルバーはありません。 

 多少軽くなった感じはしますが、傷つきやすいと書かれていましたが傷は無く、値段相応です。剥がれたり、崩れたりも無く、良い感じです。あとは、スクリーンが普段使いのものに、という所でしょう。それは、普通のものと交換可能です。

 しかし、今回は欲しいものが本当に簡単に手に入り、出来過ぎですが、何か事情があるのでしょうか。まさか、怖いことは言わないで下さい。

 それでは、次回をお楽しみに。