Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第86回 70-200mmf2.8G ED VR II

 遂に、手を出してしまいました。

 純正レンズ、ズームで「大三元」と呼ばれるのは、14-24mm、24-70mm、70-200mmの、それぞれf2.8のズームで、それはCでもNでも同じです。鉄道では、やはり望遠の方が使う確率が高いですが、整備が広角から進んでいった関係で、これらの主要レンズを手に入れる前に経済的に追い詰められ、永くそのままになっていました。

 その間に、このレンズは蛍石レンズを使用して軽量化が図られたわけですが、それはデジ一専用のEレンズとなった関係で、フィルム機を未だ使う私、旧モデル併売の時期に手に入れられず生産中止、長期にコンプレックスになっていました。

 実際、鉄ちゃんは、CNのいずれでも常用は70-200mmであり、f4を使うのはケチ、f2.8でもサードパーティー製はほとんど見かけず、ほぼ純正を使っています。実際の現場でも、8割方そうです。諸事情がありf4も使っていませんでしたが、今回先代モデルを手に入れることが出来、早速試用しました。

 いつものポイントは、大体135mmが好適と判断され、DC135mmf2を使用し、フィルムは年代物のMF135mmf2.8を使用していました。しかし今回投入されたこのレンズをデジ一で使用、フィルムは明るい単焦点f2を使用、結局135mmで使用しました。

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 ノートリでこの画像が得られるようになったのは、進歩です。50mmでもここで撮れますが、「他人と同じことをする」というのも、一理あるなあと思います。作例、作風はそれからという感じもしますので、先ずはこんな所か。また、画像は想像以上にシャープで、ナノクリの効果も出ているようにも思います。

 最終的には、フィルム機でこれを使用、デジ一ではやはりEレンズでしょうか。しかしその前にミラーレスの時代になってしまうような感じもしますが。

 それでは、次回をお楽しみに。