Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第85回 28-300mmf3.5-5.6

 結局、再度買うことになりました。

 D700を買ったときに、それに合わせるズームとして購入した、純正FX高倍率ズーム、28-300mm。将来的にはフィルムにも使用する計画で、その後D600を購入したときに追加、一時は2本ありました。しかしその後の運用の変化で、フィルム用にはサードパーティー製の高倍率で充てることとしたため、結果良い値の付くこのレンズを、1本手放すこととなりました。機材整理で、同時にD700を始めとした従来の機材をほとんど処分することとなり、金銭的には大きかったですが、愛着を放棄するようなもので、身を切る思いでした。

 その後、再び買おうとは思っていませんでしたが、眺めていると手頃な値段で出ていて、思わず買ってしまいました。衝動買いもいいところですが、値段的にも見合ったもの、結局フィルムカメラ用に使用、時々望遠側でデジ一に使用する、相補うレンズとなっています。光学的にもカビ等無く、安く良いものを手に入れました。

 ただ、ズームリングのゴムの滑り止めに糸を張ってあったので、それを交換すると、その下には接着剤がベトベトに塗ってあり、その掃除に苦労しました。さらに、ロットナンバーも消されていて、故障したらどうなるのか、修理出来るか心配ではあります。結果安物買いになった感はあります。まあ、壊れるまで使い倒せれば良いかと思っています。

 それでは、次回をお楽しみに。