Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第73回 昨年一年を思い返し

 あけましておめでとうございます。管理人、Seichiroです。

 昨年も、自分の買い物を並べ立てるだけの閑散ブログとなっていますが、続いています。

 昨年は、MFレンズの購入が多く、AFレンズはあまり買った記憶がありませんが、昨夏には28mmf1.4、冬にはT社の4単焦点のうち2つを手に入れ、残りも物色中です。これは、今買わないと買えない1本です。

 また、昨年は”Fujin”を買い、実績は少し言いたいことがありますが、しかしデジカメ掃除機として唯一であり、結果使っています。もっと使い込んで、清掃を行き渡らせる必要もありますが。

 MFレンズは、使用歴が長いものが多く、保存用コレクションに適するものはあまり買えず、結果実用品に留まっています。まあ、新品が買えるものは、それで対応ということでしょう。

 今後、フルサイズミラーレスへの対応も進めていかねばなりませんが、システムの全更新で、記録メディアから買い換える必要があり、尻込みしています。この夏か冬に、一気に行ける機会があると良いのですが、なかなか難しいです。もう少し、でしょうか。

 それでは、次回をお楽しみに。

第72回 35mmf1.8 Di VC USD

 遂に、手を出してしまいました。

 今年も冬のボーナスを貰い、色々な買い物をしましたが、今回最大の買い物は、このレンズメーカーT社製の、中広角レンズでした。この焦点距離、この明るさでの手ブレ防止は史上初とのことで、記念すべき製品です。

 新品で買ったのは、オークションの値段が新品より高く、どうせ買うならと買ってしまいました。それは、オークションで買った90mmf2.8も同様です。

 実物は思ったより大きく、35ミリという、中広角とも準標準ともいえるレンズにしては大きな筐体です。しかしそれは手ブレ防止VCユニットを入れるためでしょう、必然的なサイズです。やはりG2シリーズでAFは静粛で速く、しかも20センチまで寄れるマクロ的な使い方も出来ます。等倍では無いですが。

 やはり最終的には4本の揃い踏みが見たいので、45mmや85mmも欲しいです。4本に拘るのは、やはり撮るのが「あれ」と決まっているからです。下心丸出しです。

 結果、58mmf1.2も、70-200mmf2.8も買えず、虻蜂取らずとなっていますが、それでも今揃えたい気分になっています。もう少しなのですが。

 それでは、次回をお楽しみに。

第71回 50mmf1.4S

 これは、永遠のスタンダードです。

 この度、50mmf1.4Sを入手しました。いろんな時代で出ているレンズで、それこそ初期のFの頃からの相棒もいれば、現在の大型化したAF-S形までありますが、今回はAi-S形、MFレンズです。

 細かく言うと、AF-Sの50mmf1.4は新規設計のような感じがしますが、それまでは大体サイズも設計も同様で、言い方を変えれば完成度の高い設計だったものと思われます。そのため、外部駆動AFレンズまで、ほぼ同形なようです。

 先回のf1.2とは違い、中古ですが完璧で、改めて現在も発売されるMFの同形を買う必要をあまり感じません。少々ホコリが目立つ程度で、歴史の割には程度が良いようです。可動部も滑らかで、良い感じです。

 やはり、単焦点を1本だけ持っていって良いということであれば、普通は50mmを選択し、明るさはf1.4とf1.8を悩みそうですが、時代により設計が変わるf1.8も良いですが、やはり設計変更がほとんど無いf1.4も捨てがたいと思います。増してMFと限定されれば、尚更そうでしょう。

 ほぼ完成された光学系で、デジタルの時代まで設計変更が無かったレンズですが、やはり時代の流れ、現在この設計は変更されています。

 あとは、このサイズでナノクリを期待したいですが、58mmf1.4があるので、期待は出来ず、このままZマウントへと変わっていきそうです。

 それでは、次回をお楽しみに。

第70回 SP 90mmf2.8 Di USD

 それは、伝統と革新が融合した一本です。

 知る人ぞ知る「タムキュー」、レンズメーカー製ながら銘玉と言われ、時代の変化と共に進歩した一本です。先代のVCは持っていますが、現行のUSDモデルは欲しいと思いながらなかなか手に入れることが出来ず、残念に思っていました。

 そんな中、ネットショップで登録が無くなり、「モデルチェンジか?」と思い、慌ててオークションで手に入れました。そして、手元に届きました。

 サイズは、先代と大体同じ位、ただ外観はT社G2シリーズと統一され、35mmf1.8、45mmf1.8、85mmf1.8と併せ4本を揃えるのが、当面の目標ではあります。4本を揃え、何を撮るというのは、愚問です。

 将来的にはそれらG2シリーズを、USB接続でチューニング出来る、そのシステムがあり、ライバルレンズメーカーS社も同様のシステムがありますが、あちらは究極の単焦点が多く、手を出すと純正が買えなくなる程ラインナップがあり、収拾がつきません。まあ、お財布の範囲で、とのことです。

 使用感ですが、AFは静粛で速く、AF範囲がマクロか、それ以外か、全域か3モードが選べます。また、VCもあり、等倍マクロでは使えませんが、一般的な撮影では大きな武器になると思われます。先代に対してさらなる進化を感じる一本です。

 それでは、次回をお楽しみに。

第69回 50mm f1.2

 遂に、一眼レフの究極の夢に辿り着きました。

 今回、手に入れたのは、50mmf1.2です。AFになってからはf1.2のラインナップが無くなったので、これはMFにしか無いものです。

 歴史的には、レンジファインダーの時代にはそれほど問題にならなかったf1.2ですが、一眼レフの時代となり、ミラーボックスがあることによって望遠レンズは大いに発展しましたが、標準から広角は設計に大きな制約が出来、結果設計に苦労することとなります。50mmもf1.4は出来ましたが、f1.2が出来ず、先ずは58mmがが精研削非球面レンズによって、後に55mmで一般的なレンズで完成、苦心の末に50mmf1.2が完成します。その設計の、レンズです。

 開放がf1.2であることから、最小がf16、オレンジ色です。55mmと比べてどうよ、といった感じですが、筐体もほぼ同じサイズで、フィルター径も同じです。まあ、コレクションと言うよりは実用品で、コレクションにはもう少し高いお金が必要、ただ現行製品ですので、新品を買う方法もあります。

 今後、新マウントにはミラーボックスの制約が無くなり、来年58mmf0.95のレンズがデビューするとのこと。レンジファインダー時代の0.98も上回るとは、長年苦虫を噛み潰した思いをしていた設計陣の、積年の思いが一気に晴らせたのでしょう。f1.2だけではない、ということです。

 それでは、次回をお楽しみに。

第68回 6.5mmf2.0

 それは、「お試し」の筈が、怪作でした。

 オークションで出ていて、「面白そう」と買ったレンズ、6.5mmf2.0。CX用の魚眼レンズでしたが、電子接点はなく、勿論AFも出来ません。マウントは入りましたが、使い方までは考えていませんでした。

 筐体は円形のレンズ、フードはなく、雰囲気は全周魚眼レンズのようです。しかし、対角線魚眼レンズです。

 先日試用したところ、「動画モードで」では静止画はダメで、しかしマニュアル露出では写り、動画もマニュアル露出では可能なようです。「M」モードは、レンズ情報が無くても操作出来、そのため使用可能でした。これは、電子接点を持たない、FT1以外のサードパーティー製のマウントアダブターにも使える方法です。それは、大発見でした。

 ピントも手動、絞りも手動、ミラーレスには似つかわしくないシステムのようですが、他人と同じ写真を撮っていても、仕方ありません。今まで見たこと無い写真となって、それはお遊びでも面白いものです。

 本当に、珍品趣味ですが、その価値はあります。今も、出ているでしょうか。

 それでは、次回をお楽しみに。

第67回 18mmf3.5S

 これは、一般的な形に収まっています。

 先日手に入れた、18mmf3.5S。Ai-Sで、以前書いたf4の改良版です。しかし、設計は異なり、f4では巨大な凹面レンズが外玉ですが、これは凸面で、レンズ全体が筒型となり、外付けのフードを装備すると似てきますが、そうでないと普通の広角のボディが長くなった感じで、知らなければ望遠と間違えるかも知れません。

 また、18mmf4では、15mmf3.5などと同じ大型のかぶせ形キャップでしたが、18mmf3.5は、ねじ込み式のキャップ、口径は勿論大きいですが、広角らしくない外観です。

 レンズ設計者としては、少しでも明るく、かつ各収差を小さくすることが目標で、ズームだと少々甘いところもありますが、やはり単焦点、ドイツに範を取るN社ですから、そこはきっちりいっているようです。無限遠もカチッと来ています。

 結果、全くの新規設計となっているわけですが、N社社内では、f4を推す声も大きいようです。確かに、18mmf4は、オークションでも滅多に出ない1本で、狙っているときに出たら、即買いでしょう。

 それを思えば、18mmf3.5は数があるらしく、比較的多く出品され、それこそ状態もピンキリです。写真で状態を確認し、納得の一本を狙って行きたいところです。

 それでは、次回をお楽しみに。

第66回 28-300mmf3.5-6.3 Di VC PZD

 それは、前の世代から、恐ろしく進化したモデルです。

 T社製の高倍率のズームリングが故障し、修理を依頼したところ、部品保有期限が切れ、修理不能で戻ってきました。そのため、代替レンズが必要となり、以前から目をつけていたこのモデルを、遂に手に入れました。新品ではありませんが、中古、それに見合った金額のものでした。

 従来モデルは、モーターが普通のモーターで、随分騒がしいもので、PZD、則ち「ピエゾドライブ」も同様だろうと思っていましたが、それは、実際に持って違うことが分かりました。そう、とても静かなのです。合焦も速く、流石世代が変わっただけのことはある、と思います。

 画像の方は、まだ実写がありませんが、コーティングも改良されているようなので、「デジカメ対応」とされます。先代より改良されていることを期待したいです。

 あと、やはり「簡易防滴」と書かれても、雨天では出しにくい。そこは、先代VCを出すところですが、壊れたら修理出来ないので、使い倒す覚悟が必要です。先代は2万から「未使用」13万までピンキリのようですが、現行のPZDでも新品が実勢7万程度で、どうなのでしょうか。最後は好みの問題ですが、今後フィルムの生産も止めになるとの観測もあり、フィルム用はちょっとといった感じがします。期待は、今後もう1本あれば、古い方はなくても、と言えるようでありたいです。

 それでは、次回をお楽しみに。

第65回 FM10

 これは、正にロングセラーです。

 某通販サイトで、珍しくフィルムカメラが出ていたので、手を出した、FM10。実物を触って、それはもう驚きました。

 露出計は付いていますが、基本FMシリーズ、マニュアル露出が原則で、露出計もLED3灯式で、適正露出範囲と、露出オーバー、手ブレ警告の3つで、本当に原始的なカメラです。30年以上前の、私が初めて触ったカメラと同じで、恐らくその時期の設計、その後改設計も無く、現行モデルです。

 ただ、可倒式では無い露出計連動レバーはあり、Ai-S仕様です。そのため、Ai以前のレンズは使えず、またG以降のAFレンズも使えず、そこは制限を受けます。

 このカメラを見ていると、カメラの原点はどこにあったか、再認識することができます。これを自動化したのが、現在のカメラなのだと、いうことです。

 カメラ用フィルムの生産も縮小中、撮っても現像出来る場所も限られ、他社も生産中止で、今後どうなっていくのか不安なフィルムカメラですが、カメラはここから発展したのだという「原点」が、永く残るよう願うのみです。

 それでは、次回をお楽しみに。

第64回 F6

 これは、最後のフィルムカメラとなっています。

 Fに始まり、現行のF6まで連なる、いわゆる「一桁機」。プロ用のカメラの代表格で、技術的変遷はあったものの、同じFマウントであり、一部改造が必要な部分もありますが、クラシックレンズをF6で使用することは可能です。

 しかし、デジタルカメラと比較すると、技術的にはD2やD200と同程度で、フォーカスポイントが51点では無く、11点で、AFポイントが[ ]でスクリーンに刻まれた部分でしか合わず、そこはかなりクラシックなものです(確かに、私も51点使っているかと聞かれれば、ノーですが)。

 現在設計をするのであれば、それこそ51点、あるいは139点AFポイントで設計出来そうです。しかし、ここまでデジタル全盛となり。本や雑誌の原稿もフィルムである必要が無くなった現在、フィルムカメラの需要は激減し、一部の道楽者の道具となりつつあります。

 恐らくF7やF200は、設計図はあったのでしょうが、セールス上の理由から実現せず、お蔵入りしたのでしょう。結果、現在もF6は生産されますが、ライバル他社は次々と生産を中止しています。

 最後、何故慌ててGレンズを止めEレンズにしたのか分かりませんでしたが、既にZマウントの設計に入っており、カメラとの連動について電磁絞りとする必要があり、そのためEレンズに変わっていったものと思われます。しかし、これらのレンズは、F6には使用出来ません。

 それなら、F6に電磁絞り装置を装備した、F6Eを期待したいところですが、今の市場動向からも、無理な要求という感じはします。その程度の新設計も難しいのでしょう。本当に、最後のフィルム機となっており、残念です。

 それでは、次回をお楽しみに。