それは、なかなか使いこなせないレンズです。
一般に50ミリを、標準と呼ぶ一眼レフシステムです。デジ一が登場し、APS-Cサイズの素子が出来ると、35mmf1.8という、「DX標準」と呼ぶべきレンズも登場しましたが、なかなかセールスに苦労しているようです。
Fマウントレンズ、MF時代には35mmf1.4がラインナップされ、f2と選択肢があったものの、AF化でその血統は一時途絶え、f2のみでした。しかし、デジ一が出る頃に、外部駆動が使えないカメラが増え、結果AF-Sでf1.4及びf1.8の2つのレンズが出て、現在私はAFレンズを3本所有します。
しかし、師匠も指摘したとおり、50との違いがあまり分からず、50に対するメリットはあまり大きくなく、明るさとコストパフォーマンスは圧倒的に50ミリの方が上、35mmf1.4は20万以上するもので、普段使いではありません。結果、使用頻度はあまり高いものではありません。
やはり、35ミリは、50ミリユーザーでは無く、85ミリユーザーをターゲットにしているのでしょう。85ミリからなら明らかな変化で、分かりやすいです。
そのため、なかなか使用するチャンスに恵まれませんが、「35が鉄板」というような場所で、使い込んでいきたいと思います。
それでは、次回をお楽しみに。