Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第134回 12-24mmf4 DG Art(2)

 これは、大器です。

 このレンズの性能評価のため、従前の12-24mmf5.6-6.3と共に持参しますが、メインカメラでは、レンズのファームウェアの関係でAFが不調だったので、マウントアダブターを装備したフルサイズミラーレスでは同じ土俵、評価を行いました。

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 先ずは、f4で、24ミリから(写真)。何の写真だろうかは置いておくと、典型的な広角レンズの写真ですが、この程度は標準ズームでも出る焦点域です。

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 f5.6-6.3で、これも24ミリです(写真)。ISOが上がったのを除いては、ほぼ同じ条件です。

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 続いて、f4の、14ミリで(写真)。レンズの明るさからか、全体的に明るく出ています。

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 f5.6-6.3で、同じ14ミリです(写真)。向きが少々違うのか、近景が入っています。ISOの差か、やや暗めです。

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 そして、最広角、f4の12ミリで(写真)。遠景の筈が、近景まで入ります。

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 同じ12ミリで、f5.6-6.3で(写真)。これも、微妙に向きが違ってしまい、申し訳ありません。

 従前のレンズは長く併売されていましたが、現在はラインナップでは見かけず、品番が無くなったようです。つまり、N社で12ミリを使いたいなら、新品ではf4しか選択肢が無い、ということです。

 業界全体がフルサイズミラーレスへと変化する中、従前のデジ一用のレンズは、今後減る運命にあり、今後はミラーレスならではの設計となる超広角が望まれています。今後どのような形になるか、興味があります。

 それでは、次回をお楽しみに。