Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第137回 Z 24-50mmf4-6.3

 これは、初めて買ったレンズを思い出しました。

 まだ若い頃、海外へ行くのに、壮大な建築物を撮るのに、初めて買った交換レンズが、24-50mmでした。そこでは、カメラ泥棒に渡しかけたり、いろんなことがありましたが、良い経験となっています。

 それから時が過ぎ、Z5の付属レンズを決めるとき、24-50mm、24-70mm、24-200mmの3つの選択肢がありましたが、この時は24-200mmを選択しましたが、他のレンズもかなり興味がありました。そして、年の瀬に、残る見込みで、遂にこのレンズを買ってしまいました。

 先ず沈胴式のボディが特徴で、収納はコンパクトに出来ます。ロック無しで回転すると、ボディが延伸され、24ミリの焦点距離になり、そこからズームできます。そして最長が50ミリです。

 どちらかというと広角寄りのズームで、望遠はやや弱い感じ、その辺は他のレンズでカバーして欲しいとことなのでしょう。コンパクトな設計は上手ですが、もう少し遠くを見たい、という感じはします。

 また、値段もありフードは別売、少々値が張りますが、収納時もピッタリフィットするフードで、それは良い設計です。もしこのレンズを買うなら、フードはお薦めです。

 ただ、注意すると、レンズ重量及び値段の関係で、マウントはプラスチック製、そこは考えておく必要があります。まあ、値段相応の装備です。

 望遠好きには少し不満でしょうが、広角好きには有効なレンズ、値段も気軽なレベルで、試す価値はあるようです。どうでしょうか。

 それでは、次回をお楽しみに。