Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第100回 望遠、標準、広角(好みの問題)

 それは、普通の人とは反対向きでした。

 持っているレンズを一般的な区分で区分すると、約4分の1は望遠系、約4分の1は標準系ですが、残り約2分の1は広角系で、やはり広角好きだと思います。現行ラインナップでも、広角系はほぼコンプリート、魚眼ズームを残す位でしょうか。標準系ではやはり現行24-70mmf2.8を残しているのが大きいです。

 それに対し望遠系は、つい最近まで鉄道ファンの標準装備である、70-200mmf2.8を所有せず、まして現行モデルは今後の課題です。実際の撮影でも、望遠の方が多く使用されることは多くの人が指摘することで、今までは随分無理して写していた感じもします。時にはMF135mmf2.8まで出して写していましたが、趣味のスナップならともかく、クラシックレンズのメリットは大きいとは思わないので、やはり今風に撮っていきたい気はします。

 ただ、機関車のビスまで写るような超望遠レンズや、プロ用の室内向け高額な望遠レンズまでコレクションするほどは余裕はありませんし、仮にあっても使わない可能性が大きく、1段下がるアマチュア向けのレンズが限界という気がします。

 一眼レフが主流となることにより、広角レンズや標準レンズは開発が困難になりましたが、望遠レンズは大発展し、それまで出来なかったようなレンズが出来るようになりました。正に、寵児でした。

 今後は、カメラの主流がミラーレスに写っていく予感がします。勿論コンバーターはありますが、まだまだ出費が必要な感じはします。N社のミラーレス、Zマウントは58mmf0.95”Noct”のために設計されたようなもので、約150万円、受注生産でしたがその注文も中止され、流石にそこまでは宝くじでも当たらねば買えそうにはありません。時代の主流は、変わるような感じもしますが、この状況下で、どうでしょうか。

 それでは、次回をお楽しみに。