Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

レンズ(AF)

第78回 Micro70-180mmf4.5-5.6

世界初でしたが、現在は生産されていません。 マイクロ(マクロ)レンズで、ピントが合ったまま倍率が変更出来るというレンズが、かつてありました。何故、それが重要なのでしょうか。 一般にマクロ写真では、先ず倍率を決めて、そのあとピントが合う位置を…

第74回 45mm f1.8 Di VC USD

遂に、4分の3です。 レンズメーカーT社の、単焦点カルテットの、ついに3つ目を、今回手に入れました。そして、早速動作を確かめました。 まず、筐体は45ミリとしては非常に大きく、VCユニットを入れるための拡大であることが分かります。VCも、か…

第72回 35mmf1.8 Di VC USD

遂に、手を出してしまいました。 今年も冬のボーナスを貰い、色々な買い物をしましたが、今回最大の買い物は、このレンズメーカーT社製の、中広角レンズでした。この焦点距離、この明るさでの手ブレ防止は史上初とのことで、記念すべき製品です。 新品で買…

第70回 SP 90mmf2.8 Di USD

それは、伝統と革新が融合した一本です。 知る人ぞ知る「タムキュー」、レンズメーカー製ながら銘玉と言われ、時代の変化と共に進歩した一本です。先代のVCは持っていますが、現行のUSDモデルは欲しいと思いながらなかなか手に入れることが出来ず、残念…

第66回 28-300mmf3.5-6.3 Di VC PZD

それは、前の世代から、恐ろしく進化したモデルです。 T社製の高倍率のズームリングが故障し、修理を依頼したところ、部品保有期限が切れ、修理不能で戻ってきました。そのため、代替レンズが必要となり、以前から目をつけていたこのモデルを、遂に手に入れ…

第56回 AT-X 17-35mmf4 FX

これは、原形が分からないほどですが、パクりです。 今回の17-35mmf4は、K社の製品ですが、元はN社の18-35mmf3.5-5.6Gではなく、16-35mmf4Gのパクりです。しかし、この原形の16-35mmf4Gは、頑張って16ミリ…

第55回 SP 15-30mmf2.8

これは、コピーでは無く、完全なオリジナルです。 先回の、AT-X 16-28mmf2.8 FXと同時期に手に入れた一本ですが、これはレンズメーカーのT社の渾身の一作、通常のレンズのf2.8での限界を見せています。意識させたレンズはあるでしょう…

第54回 AT-X 16-28mmf2.8 FX

これは、自己消化をしていますが、パクりです。 以前、カメラはN社で、レンズはレンズメーカーK社のレンズを使っている人がいました。随分周囲と話し込んでいましたが、その人は、気付いていませんでした。「K社は、N社の光学系をパクっている」というこ…

第53回 28mmf1.4D

それは、10年来の「ホラ」でした。 AFNikkorf1.4の、50mm、85mmと手に入れ、次は28mmと思っていましたが、デジ一の中級機が出たので買ったところ、間もなく販売不振で生産中止となり、「買う」という公言はそのままホラとなってし…

第49回 135mmf2

それは、痒いところに手が届くレンズです。 経済的理由から、24-70mmf2.8を常用せず、24-120mmf4を常用しているということは、書いた気がします。そのため、高倍率ほどではありませんが、交換の頻度は下がり、かなりつぶしの効くレンズ…

第43回 サブバッグの中身

それは、壮大な無駄と言えばそうです。 先回は、重装備の時のメインバッグの中身の話をしましたが、今回は、それを持たないときの、簡易な取材時のバッグです。 D600を買ったとき、キャンペーンで、ロゴ入りのリュックを貰いました。これは、同時に販売…

第42回 メインバッグの中身

遂に、編成替えを行いました。 従前は、広角ズームが12-24mmf5.6-6.3(シグマ)、18-35mmf5.6-6.3G、 広角単焦点が20mmf2.8D、24mmf2.8D、28mmf2.8D、35mmf2D、 標準系単焦点が50mmf…

第41回 105mmf2

それは、持っていることも忘れていたレンズでした。 標準から望遠に向かう焦点距離は、50、(70)、85、105、135、180と続いて行きます。70mmは、ズームだけの焦点距離で、単焦点を見たことがありませんが、続いて85mmはポートレート…

第40回 85mmf1.8

それは、新たなる標準と呼ぶべきでしょうか。 85mmのデモ写真は、f1.4は大抵美しい女性が写っていますが。f1.8は美しいが子供だったり、いろいろです。標準ズームでは大体カバーする焦点域で、単焦点で買うのは勿体ないという考え方もあります。…

第33回 35-70mmf3.5-5.6

これが、最初の1本でした。 父のアメリカ長期出張の時に、買ってこなければ帰国罷り成らぬと、半ば脅して買わせてしまった、F-801(対米輸出バージョンで、正確には機番が違います)。カメラにお金を注ぎ込ませてしまったので、レンズはしょぼい2倍ズ…

第32回 24-50mmf3.5-5.6

それは、最初の「相棒」でした。 今から四半世紀前、まだ私は学生でした。大学4年の時に、何を思い立ったか、初めての海外旅行、ソツキにインドに行きました。おおよそ1か月の大旅行、初めてでしたが、壮絶な旅行でした。 この旅行に、用意したのはF-8…

第31回 24-120mmf4

それは、過去の焼き直しではありませんでした。 フィルムカメラの時代、高倍率ズーム開発競争の中、一つのズームレンズが登場します。それが、24-120mmf3.5-5.6です。常用レンズとして設計され、他社の28-200mmf3.5-5.6を意…

第30回 18-35mmf3.5-5.6

それは、意外な使い方ができるレンズでした。 まだデジ一が普及する前、フィルムの時代に、広角域の主要焦点をカバーするズームとして、普通に買った18-35mm。当時はまだ外部駆動で、18、20、24、28、35をカバーし、単焦点の持参を減らすに…

第29回 35mm

それは、なかなか使いこなせないレンズです。 一般に50ミリを、標準と呼ぶ一眼レフシステムです。デジ一が登場し、APS-Cサイズの素子が出来ると、35mmf1.8という、「DX標準」と呼ぶべきレンズも登場しましたが、なかなかセールスに苦労して…

第28回 14-24mmf2.8

これも、究極のレンズでしょう。 N社純正ズーム「大三元」の一角、14-24mmf2.8。設計では、不可能といわれた非球面レンズを製造するのに成功し、完成したズームです。単焦点14mmでも触れたとおり、MTF比では単焦点を上回る性能を誇り、驚…

第27回 24-70mmf2.8G

それは、「究極のズームレンズ」でした。 昔は、f2.8のズームの意味が分からず、特に標準ズームは殆ど興味がありませんでした。フィルムもハイスピードフィルムを使用していたことから、低倍率で、つぶしの効かないズーム程度に思って、買う理由が分かり…

第22回 28-300mm

これが、時代の流れを造ったレンズです。 まだデジ一の無かった時代、カメラ店で、気になったので、手に取ったレンズ。それが、高倍率ズーム、28-300mmf5.6-6.3でした。それはレンズメーカーS社製、値段を見て即決でした。 しかし、後に調…

第21回 70-200mmf2.8

それは、見栄っ張りのためのレンズです。 望遠ズームの花形、70-200mmf2.8。14-24mm、24-70mmと併せ、「大三元」とされるレンズ群です。いずれも約25万円となかなかのお値段で、お金持ちでなければポンと買えるものではありませ…

第20回 90mm

それは、マニュアルレンズ時代からの名作でした。 ここ2回ほどレンズメーカーS社の話が続いたので、今回は、T社のレンズを見ていきたいと思います。 レンズメーカーには、1から全部設計するところもあれば、人気のあるレンズをそのままパクって他社でも…

第19回 50-500mm

これも、純正の規格では出来ないものでしょう。 通常、500ミリのレンズは、通称ゴーヨン(500mmf4)のレンズが、大体100万円程度のものとなり、写真を業とする人以外では、まず買わないというか、買えないレンズです。そのため、AFの限界であ…

第18回 12-24mmf5.6-6.3

それは、純正でも出来ないレンズです。 APS-C、すなわちDXフォーマットのFマウントレンズでは、魚眼で無くても10ミリがありますが、フルサイズ、すなわちFXフォーマットでのFマウントレンズは、単焦点もズームも14ミリまでで、それ以上は純正…

第16回 28mmf2.8

それは、2本目の単焦点レンズでした。 単焦点を使い始めは50ミリでしたが、次に、何が欲しい、と思い、自分は広角が得意であると感じ、2本目の単焦点を検討していました。そこで、写真の先達に、次は28にすべきか、35にすべきか、相談しました。 す…

第15回 14mm

それは、存在感が薄くなったレンズです。 Fマウントデジ一で、APS-Cサイズ、すなわちDXフォーマットが導入されたとき、あるレンズが鳴り物入りでデビューしました。それが、14mmf2.8です。フィルム機にも対応し、しかしデジ一で21mm相当…

第14回 85mmf1.4

それは、私が手に入れた最初の高級レンズです。 確か、ズームレンズしか持っていなかった頃、最初の単焦点が50mmf1.4で、その次が85mmf1.4であったと記憶します。50mmのDタイプは既に製造が国内では無く中国で、マウントキャップが白い…

第11回 28mm

それは、今も痛恨のレンズです。 MFの時代から、代表的な広角レンズとして挙げられる、28mm。純正も、サードパーティーも、多数のラインナップを揃えている焦点距離でした。 フィルムAFの時代、Fマウント純正f1.4を揃えているのは、50mm、…