Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第97回 事故

 もう少しで、事故喪失第1号になるところでした。

 コンパクトミラーレス用のレンズを手に入れ、動作確認をしていると、外したレンズが、手の上で滑り、約20センチ落下しました。厭な音がしたので、よく見てみると、レンズキャップが外れず、レンズにめり込んでいます。遂に、やってしまった、と思いました。

 レンズキャップを外すと、その下のガラスが割れ、粉々になっていますが、よく見ると、下は何もなっていない。もしかしたら、と思い、割れたフィルターを外すと、下のレンズ本体は無傷で、すぐに動作確認をすると、何もおかしくない。つまり、フィルターがレンズを守り切ったのでした。

 フィルターはプロテクター、レンズ保護用のフィルターで、完全にダメになっていましたが、たった1枚でレンズが守られ、無事だったのは、驚嘆します。改めて、この手のフィルターの重要性を認識しました。やはり、レンズはガラスで出来ているので、注意が必要です。

 過去にはソフトケースに入ったレンズを落としたり、酷いときはフィルターの無いレンズを、ポケットから約1メートル落下させてもキャップ変形のみ、そのため「事故喪失0」は自慢でしたが、遂にそれは破られるときが来たと思いましたが、フィルターだけで、運が良いと思いました。以降気をつけます。

 それでは、次回をお楽しみに。