Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第120回 Z-VP1

 それは、単独では機能しません。

 今日の話題、Z-VP1は、縦位置用のブラケットです。写真で見ると、ブラケットに斜めの足と真っ直ぐの足があるだけの部品です。これだけでは、どうやって使うか分かりません。

 使い方は、元となるグリップ、Z-GR1があり、先ずはカメラの雲台用のネジ穴にこれを固定し、その上でこのグリップの専用の穴に専用のネジで固定して使用するもので、単独では使い途の無いものです。そのため、Z-GR1の購入が前提となっています。

 しかしこれを使用すると、アルカスイス互換対応とのことで、縦横どちらでも三脚に固定できます。と言うか、純正で縦横ブラケットが用意されているのです。通常はサードパーティ製のものを使う必要があるところ、それが純正で出来るというのは大きい。Zシリーズ全対応とのことで、気合いの入り方が違います。

 ただ、扱っているのが、N社の直販サイトのみで、一般店舗での販売は行っていないようです。少々値は張るような気はしますが、純正の専用品、必要な人には後悔は無いでしょう。

 また、本体のZ-GR1も、純正品ならではの配慮があり、いちいち外さずにあれが出来る、ああ言ってしまった!次回のネタですが、知りたい人は直販サイトでご確認下さい。

 それでは、次回をお楽しみに。