Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第169回 Z 24-70mmf4S

 これは、今後の立ち位置が気になるところでしょう。

 Z7を買ったものの、その撮像素子に対応したS-Lineレンズは、現在50mmf1.8Sのみで、対応したズームレンズが欲しいと思い、しかし主用途である動画撮影には高倍率が良いと、24-120mmf4S、あるいは24-200mmf4-6.3の、新品あるいは中古で手頃なものがあれば欲しいと思ったのですが、残念ながら中古でも10万ほど、新品とあまり変わらない値段で、ちょっと厳しいなあ、と思っているところ、高倍率では無いですが、手頃な1本を見つけました。それが、24-70mmf4Sでした。

 中古で、取説も無く、フードとソフトケースが付属するのみですが、定価の半値であったこともあり、その程度でも満足です。状態もそれほど悪くなく、常用しても良い感じです。

 先ずは、フィルター径がΦ72mm、標準ズームとしては大きめですが、高倍率よりは小さい感じです。ボディは太め、レンズは長く伸びますが収納モードがあり、運搬時は畳め、焦点距離24mmの場所でクリックがあり、ロックボタンはありませんがここからが使用可能であると分かるようになっています。

 ただ、同じS-lineで後に発売された24-120mmf4Sに対して、焦点域が狭く、これ自体はC社のラインナップと同じですが、比較するとメリットが小さく、今後このレンズはどうセールスしていくつもりなのか、微妙になってくるでしょう。夏のキャッシュバックセールでも、24-120mmf4Sは売れていてキャッシュバックの対象から外れていて、そこはメーカーも感じているでしょう。そこまで分かることもあり、逆に今手に入れておかないと、今後手に入らなくなる可能性もあり、値段的な面からも、手に入れたのは正解という気がします。

 Zシリーズのオリジナルラインナップとして、Z7と同時に出た、24-70mmf4S。この二つは、多分今手に入れないと、今後入手が困難になる可能性があります。考えているなら、行動すべきは今です。後から、後悔しないように。

 それでは、次回をお楽しみに。