Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第166回 Z 50mmf1.8 S

 これは初めての、Sラインです。

 最近財布の紐が緩んでいるなあ、と思っているところ、またポチってしまった、Z50ミリ。Z7の相方に良いなあと、収支計画が固まってから購入しようと、先に高級プロテクターのみ用意していました。このプロテクターの話も追々。

 しかし在庫があまり無いらしく、公式ショップでも在庫無しで予約中となっているところ、他の通販サイトで中古があり、こなれた値段だなあ、と思っていたら売り切れとなり、しかし在庫の中古よりも新品が少し安く、「これは買うしかない」と速攻でポチりました。直後に見ると「売り切れ」となり、在庫最後の1本でした。そして、今日届きました。

 早速Z7及びZ5でテスト、動作確認しました。フォーカスがとても速く、ズームより駆動部分が少ないことでそうなっているのでしょう、そこはとても気に入りました。

 なお、50mmf1.8クラスだと、パンケーキに近い設計のレンズもMFで過去にあり、設計陣の意見は二分したでしょうが、個人的にはSラインではなくても52mm位で実現して欲しい気がします。まあ、Sラインということでこのサイズになったのでしょう。

 因みに、私のファーストカメラはN社ではありませんでしたが、兄弟のお下がりで、50mmf2が付いていました。中級以上のユーザーに50mmでf2は商売になりませんが、そういう拘りのないユーザーには、標準単焦点でしかも安いというのは大きなアピールになる気がします。ライバルC社は、EFもRFも50mmf1.8の値段設定は非常に安く(勿論それで採算が合うレベルのレンズですが)、それがC社を始めるきっかけとなっていることを考えると、意味があるような気がします。フルサイズZの、リードはどうされるのでしょうか?

 話を戻すと、このレンズはf1.4を名乗っても良いレンズのような気がしますが、将来的にはf1.2との間にまだ隠し球があるようにも思われ、まだまだその計画の一部を見ているだけのような気がします。まあ、高性能Sラインを名乗っているので、設計には絶対の自信があるでしょうし、AFも速いとても良いレンズと思います。ただ、今は在庫が少なく、中古でもいいから欲しい1本となっています。バカ売れとはいかないでしょうが、やはり最初に欲しい1本でしょう。

 それでは、次回をお楽しみに。