Tetsu Photography

鉄道とカメラの四方山話

第107回 200-500mm f5.6E(2)

 流石、純正という感じです。

 200-500mm、特に500ミリ側のテレ端を必要とする写真は、鉄道でもあまりなく、庫の奥に押し込められた車両等は思いつきますが、野鳥や飛行機でもないので、イメージはありません。そんな中の作例をお届けします。

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 晴天時の、庫の奥に押し込められた、9102他(写真)。流石ズームでも純正の出来上がりだと思います。

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 比較のために、従前のサードパーティー製のズーム500ミリの写真(写真)。やはり高倍率ズームの運命という感じはします。ただ、霧雨で、光量の調整があったことは差し引いて考えるべきでしょう。

 やはり、テレ端が500mmであることから、約50センチの長さが必要、フィルター径はΦ95ミリ、重量も2キロ強で、長時間撮影は厳しい感じはします。手持ちなら、短時間か、三脚座を外す等の工夫も必要な気がします。こういうレンズこそPF素子で圧倒的な軽量化を期待したいですが、それがFマウントで実現するにはあまりに遅く、既に開発の中心はZマウントでしょうから、そちらでの実現を期待でしょうか。本当に、考えて欲しいです。

 それでは、次回をお楽しみに。